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腸と健康:腸オルガノイドが挑む次世代バイオモデル
270巻11号 2019年9月14日 p.1027-1033
腸オルガノイドとその医学応用への可能性
サマリー   近年,腸管発生や恒常性における細胞系譜追跡実験での腸管組織幹細胞の分子レベルでの知見を基盤に,粘膜上皮組織をそのまま体外培養系に投影し長期培養も可能となる腸管疑似三次元構造体(腸オルガノイド)が報告された.当初は粘膜上皮幹細胞の自己組織化を利用した粘膜上皮オルガノイド作製であったが,現在はヒト多能性幹細胞を用いて腸管のin vivoにおける器官形成を模倣することで,粘膜上皮組織に加え間質組織などを内包する腸オルガノイドも報告されている.著者らも,完全自己組織化培養により多能性幹細胞からより成熟した機能的な腸オルガノイド(ミニ腸)を作製することに成功している.これらの腸オルガノイドはヒト腸管発生の安定的なモデルとなるだけでなく,それぞれの特性をいかして,消化管関連の難治性疾患や機能不全の診断,治療法開発に応用できるバイオツール,腸管組織の喪失に対する再生医療における細胞ソースや移植材料としての応用が進められている.
 本稿では,現時点での腸管上皮幹細胞および多能性幹細胞由来の腸オルガノイド研究・技術開発に関して理解を深め,その医学応用の可能性に関して概説する.
キーワード  腸オルガノイド,粘膜上皮幹細胞,多能性幹細胞
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腸と健康:腸オルガノイドが挑む次世代バイオモデル
270巻11号 2019年9月14日
週刊(B5判,70頁)
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