医学のあゆみ
201巻9号
ファーマコゲノミクスとテーラーメイド医療
- 総頁数:160頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2002年6月
- 注文コード:920109
- 雑誌コード:20471-6/1
目次
ファーマコゲノミクスとテーラーメイド医療の現状と展望−OVERVIEW 鎌滝哲也
■現状と展望
1.薬理ゲノミクス(ファーマコゲノミクス)とテーラーメイド医療 辻本豪三
2.ゲノム解析からファーマコゲノミクスおよびヒト疾患の解析へ 山村研一
3.ファーマコゲノミクスによる医薬品研究開発の変革 水上民夫・伊藤菁莪
4.薬理ゲノミクスと創薬ターゲットバリデーション 田中利男・他
5.ファーマコゲノミクスとTDM−ポストゲノム時代の処方設計支援 中野眞汎
6.臓器移植患者におけるタクロリムスの適正使用
−体内動態の個人差の遺伝子解析 増田智先・乾 賢一
7.医薬品の適正使用とファーマコゲノミクス 久保田隆廣・伊賀立二
8.ヒトゲノム機能解析から創薬へ
−ABCトランスポーターに基づく創薬分子デザイン 藪内 光・石川智久
9.個別化医療と医薬品適正使用に向けたIT整備−チトクロームP450および薬物代謝酵素データベースシステム 北島正人・馬場隆彦
10.P450の遺伝子多型とファーマコゲノミクス 山崎浩史・他
11.臨床の立場からみたファーマコゲノミクス 東 純一
12.薬剤反応性遺伝子のSNP検出とその臨床応用 平塚真弘・水柿道直
13.SNPsと生活習慣病−オーダーメイド疾病予防の可能性 一石英一郎・吉川敏一
14.ABCトランスポーター遺伝子多型とヒトでの機能評価 家入一郎
■臨床への応用
15.消化器・肝疾患とチトクロームP450分子種
−肝硬変とCYP3A活性の低下,肝癌とCYP2C19遺伝的多型 大西明弘・戸田剛太郎
16.CYP2C19の遺伝的多型に基づいたHelicobacter pyloriの個別化除菌療法 櫻井眞治・中川和子
17.喫煙とCYP2A6の遺伝子多型 中島美紀
18.精神疾患におけるテーラーメイド医療の可能性 近藤 毅
19.遺伝子発現プロファイリングによる癌の個性診断 油谷浩幸
20.癌化学療法における薬物代謝酵素遺伝子多型 安藤雄一
21.MDR1遺伝子型情報を加味したテーラーメイド薬物療法 栄田敏之・奥村勝彦
22.Alzheimer病に対するファーマコゲノミクス 石川和宏・鍋島俊隆
23.循環器疾患に対するテーラーメイド医療 楽木宏実・他
24.高トリグリセリド血症に対するテーラーメイド医療 池田康行・高木敦子
25.2型糖尿病に対するテーラーメイド医療
−遺伝子素因に立脚して 原 一雄・門脇 孝
26.肥満に対するテーラーメイド医療 堀田紀久子
■将来への展望
27.テーラーメード医療の将来への展望 野口照久
■サイドメモ
ファーマコゲノミクス
The SNP Consortium/ファルマスニップ
コンソーシアム(PSC)/マイクロアレイ研究会のホームページ
医薬品研究開発のプロセス
薬物関連学問の和訳
薬物トランスポータ
レディーメイドからテーラーメイドへの
薬物療法
ABCトランスポーター
P450と“CYP”
小腸上皮細胞における薬物トランスポーター群
H.Pyloriの病原因子
プロビットプロット
DNAチップ
薬物代謝酵素遺伝子多型分布の人種差
ABC スーパーファミリー
AD根治的治療薬開発に向けた試み
ゲノム/プロテオーム創薬
インテグレイテッド創薬科学
電子版の購入
以下のウェブサイトで論文単位の購入が可能です.
※リンク先は医歯薬出版株式会社のウェブサイトではありません.利用方法等は各ウェブサイトへお問い合わせください.