やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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「CLINICAL REHABILITATION」別冊
高次脳機能障害のリハビリテーション Ver.2

発行時参考価格 4,800円
  • 総頁数:312頁 / 一部カラー
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2004年6月
  • 注文コード:780110
  • 雑誌コード:03298-06

●最新知見でリハビリテーションの基本と症例報告を充実させた全面新原稿版!

内容紹介

●罹病者の増加により,高次脳機能障害への対応はリハビリテーション医療者にとって避けられないものとなっています.本書は,1995年に発行し好評を得た前版の趣旨をふまえながら,この間の研究の進歩をとらえ,さらにリハビリテーションの基本と症例報告を充実させた全面新版です.第一線の執筆陣により,症候の基本理解,評価・リハアプローチの技術を会得できる決定版です.
●Ver.2では…@総論として「高次脳機能障害とリハビリテーション」,「脳の可塑性と高次脳機能障害」の項目を新設.A症候編に「失読・失書」,「病識の低下」などの項目を追加.B画像診断や心理評価の進歩に伴う検査法の解説を充実.C“主な症候へのリハビリテーション”の章を新設し,症例報告によるアプローチの実際を掲載.D最近のトピックスや知識を“話題”欄として盛り込んでいます.

目次

高次脳機能障害のリハビリテーション Ver.2
Rehabilitation of higher cortical dysfunction Ver.2
■総論
高次脳機能障害とリハビリテーション 江藤文夫
脳の可塑性と高次脳機能障害 加藤元一郎
■基本概念と研究の進歩
〔症候編〕
注意障害 先崎 章 加藤元一郎
視空間認知障害 高橋伸佳
無視症候群 今福一郎 武田克彦
記憶障害 三村 將
遂行機能障害 田渕 肇 鹿島晴雄
失語症 本村 暁
失読失書 河村 満
失行 板東充秋
視覚失認 永井知代子
聴覚失認 加我君孝
脳梁症候群 杉下守弘
病識の低下 渡邉 修 米本恭三
〔疾患編〕
脳血管障害 下村辰雄
脳外傷 大橋正洋
低酸素脳症 染矢富士子
パーキンソン病 丸山哲弘
変性性痴呆性疾患 松本光央 池田 学・他
■検査・評価
〔画像診断〕
MRI  神長達郎
PET,SPECT 浅田朋彦 高山吉弘・他
MEG,TMS  前野 崇
〔リハに必要な評価法〕
総合的評価法 宮森孝史
注意障害の評価法 加藤元一郎
視空間認知障害の評価法 石合純夫
記憶障害の評価法 橋本律夫 田中康文
遂行機能障害の評価法 田渕 肇 鹿島晴雄
失語症の評価法 種村 純
失行の評価法 元村直靖
失認の評価法 鈴木匡子
■リハアプローチの実際
〔チームアプローチ〕
高次脳機能障害とチームアプローチ 長岡正範
〔主な症候のリハビリテーションの基本〕
注意障害のリハビリテーション 豊倉 穣
記憶障害のリハビリテーション 原 寛美
失行のリハビリテーション 前島伸一郎 大沢愛子
失認のリハビリテーション 小野内健司 武田克彦
認知症のリハビリテーション 山中克夫 飯島 節
〔症例報告〕
外傷性脳損傷後の注意・記憶・遂行機能障害に対するリハビリテーション――復職に至った一例 青柳陽一郎
意味記憶障害のリハビリテーション 原 寛美 青木理枝・他
脳損傷例の記憶障害―展望記憶へのアプローチ 南雲祐美 加藤元一郎・他
前交通動脈瘤破裂クモ膜下出血術後記憶障害例に対するリハビリテーション─間隔伸張(SR)法を用いて 水野 瞳 佐藤貴子・他
行為抑制障害,発動性障害,記憶障害が著明であった尾状核出血の一例 松元秀次 川平和美
遂行機能障害の認知リハビリテーション――制御障害への治療介入と改善機序の検討 坂爪一幸 本田哲三
ウェルニッケ失語症例に対するリハビリテーション 関 啓子 苅田典生
純粋失読と失読失書のリハビリテーション 綿森淑子 鈴木 勉
ゲルストマン症候群に対するリハビリテーション――復職した事例を通して 村山幸照 中井智香子・他
観念失行,観念運動失行,失書を呈した患者のリハビリテーション 緒方敦子
脳梁失行に対するリハビリテーションの一例 吉田 瑞 笠井史人・他
着衣障害のリハビリテーション 横山絵里子
視覚認知障害者への認知リハアプローチ 橋本圭司 中島恵子
聴覚失認のリハビリテーション 進藤美津子
半側空間無視症例に対する自動車運転適正評価 岡崎哲也 上田まり・他
痴呆の認知リハビリテーション―絵画療法について 朝田 隆 松岡恵子・他

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