内容紹介
●若きセラピストやセラピストを目指す学生の方々にぜひ一読いただきたい一冊です!
●本書は高次脳機能障害に関するよくある質問に簡潔にわかりやすくおこたえしています.高次脳機能障害についての基礎知識,各障害の評価法と介入法,社会参加に向けての支援,家族支援,福祉制度など,広い範囲の内容が学べます.
●全人的なリハが求められる高次脳機能障害では,当事者のみならず家族や周囲の人々への支援が重要となります.本書では,全人的リハを実践するために必要な医療から地域への連携,多職種でのチーム・アプローチのあり方などを提案しています.実際に著者らが行っているシステムCare Programme Approach in Japan(CPA-J)についてもわかりやすく解説しています.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
廣實真弓【ひろざねまゆみ】
1982年 上智大学外国語学部フランス語学科卒業
1990年 上智大学言語学専攻言語障害研究コース修了
1990年 西東京警察病院にて言語聴覚士として勤務を始め,非常勤講師等
2007年 国立精神・神経医療研究センター病院リハビリテーション科
2011年 帝京平成大学健康メディカル学部言語聴覚学科准教授
2013年 上智大学言語学専攻にて博士号(言語学)取得
平林直次【ひらばやしなおつぐ】
1986年 東京医科大学医学部卒業
東京医科大学精神医学教室大学院
1992年 同教室にて医学博士号取得
1999年 同教室,講師
2001年 国立精神・神経センター武蔵病院医長
2002年 Institute of Psychiatry,Kings College Hospital,司法精神医学研修
2005年 国立精神・神経センター武蔵病院医療観察科医長
2010年 国立精神・神経医療研究センター病院第二精神診療部長およびリハビリテーション部長併任
日本司法精神医学会評議委員,日本総合病院精神医学理事