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臨床の口腔生理学に基づく 摂食・嚥下障害のキュアとケア

舘村卓 著
発行時参考価格 4,200円
  • 総頁数:200頁 / 2色
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2009年7月
  • ISBN978-4-263-73120-8
  • 注文コード:731200

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内容紹介

●「病態や責任疾患に依存しない」「在宅や施設でも」「対象者とコミュニケーションが可能かどうかに関わらず」適用可能な手法を明示.NOTE欄では,日常臨床での常識を覆す知見や“ 臨床のコツ”など,興味深いコラムが満載!

■■推薦のことば■■
●「美味しく食べていただきたいと願うケアの現場に新たな地平線を拓く待望の書」
 美味しく食べてもらいたいのに,食べさせるケアに行きづまっている.摂食・嚥下に障害のある対象者を前に,医療・福祉施設・在宅のさまざまな領域で日夜奮闘している専門職の実践に,本書は新たなヒントや方法を提供してくれる.専門書につきまとう堅苦しいイメージから解放された読みやすさと,豊富な事例の収載は本書の大きな特徴であるが, それでもやはり専門書の読破に自信のない人には,随所に用意された「NOTE」から目を通されることをお勧めしたい.日ごろの実践で遭遇したことのある多くの疑問や不安に,納得のいくヒントや解答が収録されている.具体的な内容については敢えて紹介しないが,本書を手にした人は,きっと「こんなテキストが欲しかった」と言うに違いない.
紙屋克子先生(筑波大学名誉教授)

●「実践なき理論は無力,理論なき実践は暴力」.氏が講演を締めくくるときの決め台詞だ.この書と出逢い,どれだけの暴力を働いてきたか冷や汗の出る思いがする.経験者には来し方を振り返るよすがとなり,新人には行く手を示す道標となろう.摂食・嚥下障害に苦しむ人たちにとって待望の書が誕生した.
吉田春陽先生(守口市歯科医師会)

目次

第1章 リハビリテーション・口腔機能・嚥下のメカニズム
第2章 咀嚼・嚥下機能の獲得と障害の生理
第3章 生理学に基づく対応
第4章 フローチャートに従った実際の取り組み

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【著者略歴】
舘村 卓【たちむらたかし】
 1954年 大阪府に生まれる
 1981年 大阪大学歯学部歯学科卒業
 1985年 大阪大学大学院歯学研究科(口腔外科学専攻)修了 歯学博士
 1998年 米国イリノイ大学音声言語病理学部にて共同研究および調査研究
 2000年 大阪大学大学院歯学研究科 高次脳口腔機能学講座 助教授(現:准教授)
 2006年 無限責任中間法人TOUCH代表社員を兼任
     http://www.touch-sss.net/

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