●認知症における食事の問題を最短ルートで解決する!
内容紹介
●認知症高齢者の食事に関する問題は,認知症本来の症状に加えて,嚥下機能の低下,栄養状態の悪化などにより,早期に解決することが求められる.
●また近年,低栄養により嚥下筋の機能低下をきたすことによって発症する,サルコペニアによる嚥下障害も注目されており,食事を摂れないということが,その後の認知症高齢者の生命予後や,生活の質(QOL)に大きな影響を与えている.
●本書は,様々な具体的事例を提示し,認知症における食事の問題を最短ルートで解決できるよう解説.認知症ケアに関わるすべての医療スタッフのための実践書!
目次
Part 2 こんなときどうする−症状に応じた対応Q&A
Part 3 認知症の原因疾患に基づく対策
Part 4 アプローチの実際−認知症の人の食事摂取量改善の試み誤嚥性肺炎のリスクと対策(石岡拓得・佐藤史枝)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
吉田貞夫【よしださだお】
1991年 筑波大学医学専門学群卒
1997年 筑波大学大学院博士課程医学研究科卒.医学博士.
日本学術振興会特別研究員.
2000年 廣橋第一病院
2004年 北中城若松病院
2012年 沖縄リハビリテーションセンター病院内科,九州歯科大学非常勤講師
2014年 沖縄メディカル病院内科,金城大学客員教授