内容紹介
食事摂取基準の新しい考え方を取り入れた最新版.現代社会での新しい栄養学上の問題点を示し,栄養学の権威である著者が,養成校で教えている立場をふまえ,図表を多用しわかりやすく解説したテキスト.
目次
はじめに
Chapter1 序説………page 1
栄養学各論の目的…1
日本人の人口構成…2
日本人の体位…5
3大栄養素の意義…6
無機質・ビタミンの栄養学的意義…11
栄養所要量…13
Chapter 2 母性栄養………page 21
妊娠の生理学…21
妊娠の栄養学…24
妊婦の栄養所要量…27
妊婦の食生活…30
異常妊娠…32
分娩・産褥と栄養…33
授乳期の生理と栄養…34
授乳期の栄養所要量…35
Chapter 3 乳幼児の栄養………page 39
新生児・未熟児と栄養…39
乳幼児の成長…41
乳幼児の生理学的発達…44
乳汁の種類とその比較…48
母乳栄養と人工栄養…51
離乳…55
幼児期の栄養…58
乳幼児の栄養所要量…60
乳幼児の栄養異常…63
Chapter 4 学童期・青春期の栄養………page 67
学童期・青春期の発育…67
学童期・青春期の栄養…72
学童期・青春期の栄養所要量…73
学童期・青春期の栄養障害…75
学校給食…80
Chapter 5 中年期・老年期の栄養………page 85
加齢と老化…85
老化の生理学…87
中年期・老年期の栄養と栄養所要量…90
生活習慣病の予防と食生活…94
Chapter 6 生活活動と栄養………page 103
生活活動エネルギーの測定…103
生活活動とエネルギー所要量…107
生活活動と栄養素…110
疲労と栄養…112
スポーツと栄養 115
Chapter 7 異常生活条件と栄養………page 117
ストレス反応と栄養…117
低温・高温環境と栄養…118
低圧環境と栄養…121
無重量環境(宇宙環境)と栄養…123
高圧環境(潜水)と栄養…126
日内リズムと栄養…128
生体防御と栄養…129
非経口栄養…132
付表…136
付表1 日常生活の動作強度の目安…136
付表2 体重(kg)だけを用いた基礎代謝の推定式…137
付表3〜7 肥満とやせの判定表…137
参考文献…142
索引…145
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
島薗順雄 しまぞののりお
1929年 東京帝国大学医学部医学科卒業
1947年 新潟大学医学部教授
1952年 東京大学医学部教授
1966〜 東京医科大学教授
1992年 東京大学名誉教授
歴任:厚生省栄養審議会委員長 文部省保健体育審議会委員,大学設置審議会委員 科学技術庁資源調査会食糧部会長 日米医学協力委員会低栄養部会長
八杉悦子 やすぎえつこ
1975年 東京大学大学院理学系研究科博士課程
1982年 医学博士(東京大学医学部)
1991年 国立国際医療センター研究所