「全運動軸」を提唱して咬合学の歴史を変えた
河野正司先生による研究と臨床の集大成
内容紹介
■現代の臨床咬合理論の出発点となる「顆頭安定位」の概念を臨床・研究を通して定着させるとともに,「全運動軸」という新たな概念を提唱し,咬合の世界に衝撃を与えた河野正司先生(新潟大名誉教授・明倫短大教授)による咬合論の集大成!
■歯科医療を語るなら,まずは読んでおくべき一冊.咬合学の歴史・現在を俯瞰し,それに連なる臨床の実際を供覧した本書は,刻々と変わりゆく歯科医療界における“羅針盤”となります.
目次
I 補綴治療の目標
II 咬頭嵌合の診断―初診時の症状から何を診断するか?
III 咬頭嵌合の再構築
IV 咬合器の使用法
V 歯のガイド付与法
VI 顎機能障害
基礎編
第1章 咀嚼機能を支える咬合
第2章 下顎位
第3章 下顎運動と全運動軸
第4章 顎運動と姿勢
第5章 歯のガイドと顎機能
第6章 咀嚼と補綴治療
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:熊谷 崇 先生 (『歯界展望』2011年1月号掲載 PDFファイル:約484KB)書評:南 昌宏 先生 (『補綴臨床』2011年1月号掲載 PDFファイル:約151KB)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
河野正司【こうのしょうじ】
1941年 東京都に生まれる
1965年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1969年 東京医科歯科大学大学院修了
1977年 東京医科歯科大学歯学部第二歯科補綴学教室講師
1993年 新潟大学歯学部教授歯科補綴学第一講座担当
2001年 新潟大学大学院医歯学総合研究科教授 摂食機能再建学専門分野:歯科補綴学,顎口腔機能学
2003年 国立大学法人新潟大学理事・副学長
2008年 新潟大学名誉教授
同 年 明倫短期大学教授
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河野正司 著