医療現場での働き方改革と質の高い医療の維持に不可欠な
医療のデジタル化・AI化の社会実装への取り組みを紹介!
内容紹介
●医療は医学領域のみならず,薬学,工学,ゲノム解析技術の進歩に伴って高度化,複雑化,多様化してきた.
●高度な医療技術を現場に還元しつつ,現場の負担を軽減するためには,AIやデジタルを駆使したイノベーションの創出とそれを活用するためのインフラ整備が不可欠である.
●医療現場での働き方改革,質の高い医療の維持,そして人間的で共感的な医療の提供を目指し,それに向けて医療のデジタル化・AI化がどのように役立つのか,最新の情報や実際の取り組み事例をもとに詳しく解説した一冊.
目次
2.医療用ビッグデータ利活用に向けた秘密分散・秘密計算技術の適応
3.医療用語集による診断補助システム・自動音声入力の性能向上を目指して
4.人とテクノロジーの協調による医療現場の働き方改革─タブレット・ロボット・アバターを用いた実証事例
5.AIを用いた診療時記録の自動文書化
6.救急医療現場における音声入力システムの活用
7.リキッドバイオプシーとAIの活用によるがん診断
8.医療AIプラットフォームのサービス事業基盤と医療AIサービスの企画・開発
9.医療AI技術の普及にむけた日本医師会AIホスピタル推進センターの取り組み
10.医療の現場におけるAI技術の活用に向けた取り組み
11.内視鏡AI操作支援技術の研究開発
12.がん研有明病院におけるAIホスピタルの取り組み─人工知能を有する統合がん診療支援システムの開発
13.大阪大学医学部附属病院におけるAIホスピタルの取り組み
14.慶應義塾大学病院におけるAIホスピタルの取り組み
15.国立成育医療研究センターにおけるAIホスピタルの取り組み
16.地域基幹病院におけるAIを活用した働き方改革への取り組み
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中村祐輔 編