●現在歩行分析で使用されている,ほぼ全部の計測器について,それぞれの特徴と正しい使い方を解説!
内容紹介
●歩行分析の概要から計測の実際までをわかりやすく解説した入門書.最適な計測器の選定から適切な計測法を理解するために,現在歩行分析で使用されているほぼ全ての計測器について取り上げ,何が測れるか,どのように計測するか,それぞれの特徴と正しい使い方をまとめて,自分で計測できるまでのノウハウをわかりやすく解説.
●各章ごとに,臨床現場での活用を考慮しながら,各計測器の臨床応用例について紹介.特に,初学者には難解と思われている物理や数学的概念を理解するための記述,重要用語解説は巻末付録に,また,工学的トピックスはコラムとして収載.
●リハビリテーション医,理学療法士,義肢装具士などの臨床応用に好適な1冊として推奨.
目次
第2章 ストップウォッチによる歩行計測(金 承革)
第3章 フットスイッチによる歩行計測(関川伸哉)
第4章 電気角度計による歩行計測(倉林 準)
第5章 ビデオカメラとVTRによる歩行計測(畠中泰彦)
第6章 加速度計による歩行計測(根本明宜)
第7章 ジャイロセンサーによる歩行計測(黒田 篤)
第8章 圧力センサーによる歩行計測(勝平純司)
第9章 床反力計による歩行計測(殷 祥洙・大橋正洋)
第10章 筋電計による歩行計測(相馬俊雄)
第11章 呼気ガス分析装置による歩行計測(石黒圭応・阿部 薫)
第12章 大規模な歩行計測システムによる歩行計測(櫻井愛子)
第13章 装具の開発に歩行分析を活用した事例(山本澄子)
第14章 臨床指向的トレッドミル歩行分析(才藤栄一・大塚 圭)
第15章 脳性麻痺患者の歩行分析(金 承革)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
江原義弘【えはらよしひろ】
1972年 埼玉大学理工学部卒業
1974年 神奈川県総合リハビリテーションセンター
1994年 工学博士号取得(早稲田大学)
2000年 神奈川県総合リハビリテーション
センターリハビリテーション工学研究室長
2002年 帝京大学教授
2004年 新潟医療福祉大学医療技術学部教授
2005年 新潟医療技術大学大学院教授
山本澄子【やまもとすみこ】
1974年 慶應義塾大学工学部卒業
1976年 慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了
東京都補装具研究所研究員
1985年 工学博士号取得(慶應義塾大学)
1997年 東京都福祉機器総合センター主任技術員
1998年 東北大学大学院医学系研究科運動機能再建学分野助手
1999年 同分野講師
2000年 同分野助教授
2001年 国際医療福祉大学大学院教授