作業について考える経験を提供し,学問として発展している「作業科学」を学ぶ知識を,わかりやすく懇切に解説した好適なテキスト.
内容紹介
●作業療法は,健康の回復のために作業を利用し,役立てていくリハビリテーションの一分野であるが,「作業とは何か」の定義は非常に難しい.本書は,アメリカで発達してきた「作業科学」の考え方をベースに,作業の性質と作業のもつ可能性をよく理解し,作業について考える経験を提供し,学問として発展している「作業科学」を学ぶ知識を,わかりやすく懇切に解説した好適なテキスト.
●現在第一線で活躍中の作業療法士にとっては,作業科学の研究成果を実践に取り入れる際に有効な,新しい情報を収載した必読の参考図書である.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
吉川ひろみ【よしかわひろみ】
1982年 国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院卒業
1993年 米国ウェスタンミシガン大学作業療法学科修士課程修了
1982年 奥鹿教湯温泉病院作業療法士
1985年 篠ノ井総合病院作業療法士
1986年 群馬大学医療技術短期大学部作業療法学科助手
1994年 西広島リハビリテーション病院作業療法士
1995年 広島県立保健福祉短期大学作業療法学科助教授
2000年 広島県立保健福祉大学保健福祉学部作業療法学科助教授
2004年 広島県立保健福祉大学保健福祉学部作業療法学科教授
2006年 県立広島大学保健福祉学部作業療法学科教授
現在に至る
専門分野 作業療法学・作業科学
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吉川ひろみ 著