血栓・塞栓症の病態・検査・治療
35巻13号 2007年12月20日 p.1401-1404
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はじめに | ![]() |
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脳血栓症や脳塞栓症を疑った時には,通常は最初の画像診断としては単純 CT を施行する.ただ,その所見の読影には一定以上の経験と熟練を必要としており,可能であれば拡散強調像を含む MRIも施行すべきとも思われ,急性期脳血管障害の画像診断に MRI を第一選択とする施設もある.MRA は造影剤を使用しなくとも脳血管が描出され,脳血栓症や脳塞栓症の疑われる際には,責任血管の同定や両者の鑑別に有用と考えられる.
本稿では,脳血栓症や脳塞栓症における MRAとして,頸部および頭蓋内動脈の狭窄・閉塞性病変を中心に概説する.……(雑誌本文は続きます) |
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35巻13号 2007年12月20日
月刊(B5判,192頁) 発行時参考価格 4,200円 注文コード:296030 雑誌コード:08608-12 |
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