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プロスタグランジンと炎症
254巻12号 2015年9月19日 p.1115-1120
AYUMI プロスタグランジンと炎症 ストレスによる情動制御におけるPGE<sub>2</sub>-EP1系の役割 古屋敷智之
サマリー   疾病に伴う身体的ストレスや,社会や環境から受ける心理的ストレスは,不安やうつなど負情動を誘導し,精神疾患のリスク因子ともなる.遺伝子欠損マウスや阻害薬を用いた研究から,疾病ストレスに加え,心理的ストレスにおけるPGE受容体EP1の役割が解明されてきた.急性の社会・環境ストレスではEP1がドパミン系を抑制して衝動性を制御し,社会行動や断崖回避など適切な行動を促す.マウスうつ病モデルとされる反復社会挫折ストレスでは,ミクログリアに選択的に発現するPG合成酵素COX1を介してPGE2が産生され,EP1を介して前頭前皮質に投射するドパミン細胞を抑制して社会的忌避行動などの情動変化を促す.一方,線条体ではPGE2-EP1系はドパミン受容体シグナルを増強し,EP1によるドパミン細胞の抑制と拮抗して線条体のドパミン機能を維持する.以上の研究から,心理的なストレスによる情動制御にはPGE2-EP1系によるドパミン系制御が重要であることが示された.今後PGE2-EP1系に着目したストレス検出・維持機構の解明と,精神疾患創薬の可能性が期待される.
キーワード  ストレス,emotion,プロスタグランジンE2,EP1,dopamine
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プロスタグランジンと炎症
254巻12号 2015年9月19日
週刊(B5判,70頁)
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