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小児腸内細菌叢と病態形成
243巻2号 2012年10月13日 p.143-147
AYUMI 小児腸内細菌叢と病態形成 小児アレルギー疾患と腸内細菌叢――ビフィズス菌定着とプロ・プレバイオティクス効果 柴田瑠美子
サマリー   アレルギー疾患発症と乳児期の腸内細菌叢の関連では,コホート研究によるアトピー性皮膚炎発症児の生後数カ月の腸内細菌叢の異常,ビフィズス菌の絶対的・相対的低下が多数報告されており,アレルギーリスク児では外的および内的因子が関与して正常の腸内細菌叢定着を妨げている可能性がある.ビフィズス菌を中心とした腸内細菌を含めた細菌などの刺激が少ない環境が,Th1/Th2バランス低下,Th2優位のアレルギー疾患の発症の増加をきたしていると考えられている.幼児,成人のアトピー性皮膚炎児でもビフィズス菌の低下がみられ,皮疹が重症であるほどビフィズス菌は減少している.ビフィズス菌の減少は腸管の炎症性サイトカインの増加,透過性の異常,分泌型sIgA低下,腸管免疫の異常をきたし,臨床的にアレルギー症状の慢性化・悪化に関与していると思われる.アレルギー疾患と腸内細菌叢の異常の関連から,アレルギーリスク児のアレルギー発症予防やアトピー性皮膚炎治療を目的にビフィズス菌・乳酸菌によるプロバイオティクスやオリゴ糖によるプレバイオティクスが検討されている.腸内細菌叢の是正とともに湿疹,アレルギー疾患発症予防効果があることはEBM評価されている.アトピー性皮膚炎治療効果のEBM評価は低いが,食物アレルギーを合併した乳幼児では皮疹重症度の改善効果がみられており,オリゴ糖ケストースは難消化性オリゴ糖食品としてプレバイオティクス効果が期待される.
キーワード  腸内細菌叢,ビフィズス菌,アトピー性皮膚炎,プロバイオティクス,プレバイオティクス
AYUMI 小児腸内細菌叢と病態形成 小児アレルギー疾患と腸内細菌叢――ビフィズス菌定着とプロ・プレバイオティクス効果 柴田瑠美子
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小児腸内細菌叢と病態形成
243巻2号 2012年10月13日
週刊(B5判,70頁)
発行時参考価格 1,000円
注文コード:924302
雑誌コード:20472-10/13
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