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精神医学Update−最新研究動向12月第1土曜特集
231巻10号 2009年12月5日 p.1045-1053
![]() ![]() 精神疾患は目に見えない.そのことが当事者や家族を戸惑わせ,一般市民の理解を難しくし,医療や福祉の専門家に歯痒さをもたらすことがある.脳画像はだれでも見ることができるので,説明を聞けば専門の研究者でなくても理解し納得できるようになる.つまり精神疾患を“見える”ようにできることが脳画像研究の臨床的な意義である.今回,精神疾患に有用な臨床検査として先進医療にはじめて認められたことで,精神医療における診断と治療の質を向上させるだけでなく,当事者中心の医療を実現することに寄与する可能性がある. ![]() ![]() |