医歯薬出版のページサイトマップ
医学のあゆみTOP最新号通常号第1土曜特集号第5土曜特集号バックナンバー年間定期購読
ホーム雑誌一覧医学のあゆみ231巻10号 > 論文詳細
精神医学Update−最新研究動向12月第1土曜特集
231巻10号 2009年12月5日 p.1004-1008
第1土曜特集 精神医学Update――最新研究動向 抗うつ薬による自殺と攻撃性増強についての論考 野村総一郎
サマリー   抗うつ薬は精神科臨床に欠かせない治療薬であることには疑いがないが,最近になって抗うつ薬によって自殺関連事象や攻撃性が増強する可能性が指摘され,とくに若年者にあってはその危険性が高いと国内外の行政当局より注意が喚起されている.抗うつ薬は本来,気分をもち上げ,意欲を増す作用をもつので,それが中途半端に作用すれば,焦燥,攻撃性,衝動性などが増強しかねないことは古くから指摘されてきた.とくに鎮静作用を有しない SSRI,SNRI などの新規抗うつ薬はそのような可能性が高いのかもしれない.一方で,それらの作用は総体としては比較的まれな副作用であり,過剰にこれを問題視すれば,抗うつ薬の有効性が証明されている疾患の治療可能性を減じることになり,逆に自殺リスクを高める可能性にも留意すべきである.もっとも大切なのは薬物適応を可能なかぎり厳密なものとすること,抗うつ薬の効果と限界を考慮し,精神療法にも配慮した臨床姿勢であろう.
キーワード  抗うつ薬,副作用,自殺,攻撃性,activation syndrome
本論文を購入 特集TOPへ戻る
週刊「医学のあゆみ」のご注文
精神医学Update
231巻10号 2009年12月5日
週刊(B5判,156頁)
発行時参考価格 2,200円
注文コード:923110
雑誌コード:20471-12/5
品切れ
電子版の購入

本書は電子版を販売しています.

以下のウェブサイトで論文単位の購入が可能です.

Pier Onlineメディカルオンライン

※リンク先は医歯薬出版株式会社のウェブサイトではありません.利用方法等は各ウェブサイトへお問い合わせください.

お問い合わせ 会社案内 About us リンクについて オンラインショップの返品について
当サイトはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください.
Copyright (C) 2022 Ishiyaku Pub,Inc.