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維持透析療法−治療・管理の進歩
227巻6号 2008年11月8日 p.460-465
AYUMI 維持透析療法―治療・管理の進歩 CAPDガイドラインの意義 友雅司
サマリー   CAPD 療法は,腹膜という生体膜を用いた透析療法である.血液透析(HD)療法と比較して腹膜透析(PD)療法では溶質除去と水分除去に限界がある.残存腎機能(RKF)の低下に伴い,溶質除去の点でも CAPD 療法単独では不十分となることが多い.対照的に血液透析では,残腎機能が廃絶したとしても十分な透析量(溶質除去)を確保でき,透析膜(人工腎は disposable ゆえに)の劣化などは当然のように起こりえない.加えて,腹膜透析液は生体適合性に優れておらず,長期の腹膜透析療法において限外濾過不足から encapsulating peritoneal sclerosis(EPS)までの腹膜の劣化を念頭におくべきである.つまり CAPD 療法の施行においては,腹膜の劣化を回避し,残存腎機能(RKF)を可能なかぎり保持し,限外濾過と溶質除去を確保することがきわめて重要となる.CAPD 療法の長期間継続施行例が多いわが国においては,溶質除去,残腎機能の保護,本治療法での生命予後に影響を及ぼす EPS 回避もきわめて重要となる.現在,溶質除去,残腎機能保護のみならず EPS回避のための CAPD 中止基準を含んだ,わが国独自の CAPD ガイドラインが,日本透析医学会(腹膜透析ガイドラインワーキンググループ)において作成されつつある.
キーワード  CAPD療法,KT/V urea,EPS,残存腎機能(RKF)
AYUMI 維持透析療法―治療・管理の進歩 CAPDガイドラインの意義 友雅司
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維持透析療法
227巻6号 2008年11月8日
週刊(B5判,70頁)
発行時参考価格 900円
注文コード:922706
雑誌コード:20472-11/8
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