持続可能な医療体制の維持に向けて,「働き方改革」に挑む.
内容紹介
●医師の時間外労働上限規制が2024年4月に施行された
●健康的な労働環境を整備することは,医療の質と安全,持続可能な医療体制を維持するうえで重要であることは論を待たないが,教育・研究・診療の3つの使命を担う医学部・大学病院には多くの課題を残すこととなり,正解はいまだ見出せていない
●本書では,当直・オンコール体制,兼業・外勤,学会・研修会への参加と自己研鑽支援,研修医制度・専門医制度への影響など,エキスパートたちが先進的な取り組みをリアルに紹介する
目次
2.医師の働き方改革前後の取り組み─勤務環境改善のピットフォール
3.時間管理の導入
4.変形労働時間制と裁量労働制の仕組みと違い
5.医師の働き方改革における宿日直許可取得の意味とは
6.オンコール体制の現状と課題
7.兼業(外勤)先の取り扱い
8.臨床研修医の勤務体制の見直しの是非
9.病院全体で推進するタスクシフト・タスクシェア
10.追加的健康確保措置への対応
11.医師の働き方改革における自己研鑽支援の現状と今後の展望─専門職としての継続教育の位置づけと国際比較からの示唆
12.医師の有給休暇の取り扱い
13.ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)の推進と課題
14.学外での学会,講演会,研修会等への参加の取り扱い
15.労働時間数の把握と時間外労働規制区分の管理体制
16.特定機能病院における研究・卒前卒後教育・臨床の課題─医師の働き方改革の実装段階で考えるべきこと
17.地域医療構想と医師の働き方改革─2040年に向けて
18.専門医制度への影響と課題
19.医師業務体制の本来のあるべき姿とは─働き方改革の本質を問う
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