「歯が溶ける!」患者さんが増加中
診断から予防までをコンパクトにまとめた一冊!
内容紹介
●齲蝕歯ではないのになぜか脱灰している,対合歯との接触がないのに歯がすり減っている――こんな患者さんを目にする機会が増えています.これらは,トゥースウェアの一つである酸蝕(エロージョン)によるものであり,齲蝕・歯周病に次ぐ第三の歯科疾患として,現在注目されています.
●酸蝕とはどのようなものか? 日常生活に潜む酸蝕を起こしやすくする原因(生活習慣)と病態とは? 酸蝕と他の疾患をどのように見分けるのか? 予防するためには患者さんをどのように指導するのか? 本書ではこれらについて,豊富な症例写真,イラストを用いて,わかりやすくコンパクトに示してあります.
●ドクターはもちろんのこと,患者さんの生活習慣指導に携わる機会の多いコデンタルスタッフにおすすめの一冊です.
目次
CHAPTER1 歯が溶ける
CHAPTER2 歯の酸蝕のリスクファクター
CHAPTER3 歯の酸蝕の診査・診断
CHAPTER4 歯の酸蝕の治療と予防
歯の酸蝕の原因と対処
CHAPTER5 摂食障害(いわゆる拒食症,過食症)と歯の酸蝕
CHAPTER6 胃食道逆流症(GERD)と歯の酸蝕
CHAPTER7 口腔乾燥症と歯の酸蝕
CHAPTER8 清涼飲料と歯の酸蝕
CHAPTER9 柑橘類と歯の酸蝕
CHAPTER10 食べる,飲む健康法と歯の酸蝕
CHAPTER11 職業性因子と歯の酸蝕
書評
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
小林賢一【こばやしけんいち】
1979年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1983年 東京医科歯科大学大学院歯学研究科(歯科補綴学)修了
1984年 東京医科歯科大学歯学部歯科補綴学第3講座助手
1990年 東京医科歯科大学歯学部高齢者歯科学講座講師
1994年8月〜1996年2月 テキサス大学サンアントニオ校補綴科に留学
1996年 テキサス大学サンアントニオ校補綴科臨床准教授
2000年 東京医科歯科大学歯学部附属病院講師
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小林賢一 著