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かみあわせ(咬合)について,歯科衛生士の基礎知識を高めるための入門書
内容紹介
◆日常の歯科診療で咬合に関わらない日はないくらい,歯科の仕事は“かみあわせ”つまり咬合と関わりが深いと言えますが,歯科衛生士にとって,咬合という概念は何となくわかりにくく,できれば避けて通りたいと思われがちです.しかし,ブラッシング指導,SRPから始まる歯周治療,患者との信頼関係の構築,歯科医師への情報提供など,歯科衛生士のしっかりとした患者さんへのフォローがなければ,歯科医師は患者さんの口腔内を回復させることができません.
◆本書は「症例編」「知識編」「実践編」と3編に分けて,歯科衛生士にも知ってほしい咬合の基礎知識と,歯科衛生士の役割をビジュアルにまとめました.少し難しいかもしれないと思える項目はコラムにして別掲しています.
★本書の構成★
■I編 症例編 みてみよう
12の症例を挙げて,咬合の概念をとらえやすいように解説.
■II編 知識編 学んでみよう
かみあわせの基礎知識を理解しやすいように,内容を必要最小限の項目に絞り,多くの図を用いて解説.
■III編 実践編 チャレンジしてみよう
歯科衛生士が臨床で咬合をどのようにみているか,10のチェックポイントを掲げ解説.
目次
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:松香芳三 先生 (『歯界展望』2015年4月号掲載 PDFファイル:約797KB)書評:濱田智恵子 先生 (『デンタルハイジーン』2015年5月号掲載 PDFファイル:約692KB)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
中沢勝宏【なかざわかつひろ】
1946年 東京都江戸川区生まれ
1970年 東京歯科大学卒業
東京歯科大学大学院歯学研究科口腔外科専攻
顎関節症における下顎運動の分析
1974年 東京歯科大学口腔外科学教室助手
1975年 東京都墨田区にて歯科医院開業
同時に中沢顎関節研究所併設
現在に至る
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中沢勝宏 著