支台歯形成のコンセプトと手技を徹底的に解説
内容紹介
・セラミッククラウンのチッピングに悩んでいませんか?
・クラウンを入れた後の歯肉が赤くなっていませんか?
・再治療のリスクを減らしたくありませんか?
――安全な基準に則った支台歯形成を行えば,問題解決に近づけます!
支台歯形成は修復治療における要で,治療の成否を決定する要素.構造力学的,生物学的,そして審美的に最も合理的な支台歯形成とは,天然歯の外形と相似形に形成することなのです.
本別冊では,CTによる歯の植立角度の観察を行い,さらに抜去歯を用いてスリープレーンコンセプト(桑田)に則り長軸に対する中央基準面,切端(咬頭)基準面の角度を算出し,文献的な歯のデータも加味して,形成面の基準を3面としました.形成の面基準を視覚的にとらえられるよう,たくさんのCT画像,臨床写真,模型写真を供覧しています.
さらに,生物学的な安全性を確保できるマージン位置,機能的回復を図るために修復物を計画する際の削除量についても,臨床的な基準を提示.
咀嚼系の安全と生物学的な健康に配慮した支台歯形成を,この1冊で習得してください.
誌面で提示した基準が一目で確認できるマニュアル付録つき
目次
Chapter 2 頭に入れておきたい歯のデータ
Chapter 3 支台歯形成に必要な臨床コンセプト
Chapter 4 臼歯部フルクラウンの支台歯形成
Chapter 5 前歯部フルクラウンの支台歯形成
Chapter 6 模型写真で再確認!3面形成
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:本多正明 先生 (『歯界展望』2012年9月号掲載 PDFファイル:約805KB)書評:山ア長郎 先生 (『補綴臨床』2012年11月号掲載 PDFファイル:約2.39MB)
書評:土屋和子 先生 (『デンタルハイジーン』2012年11月号掲載 PDFファイル:約547KB)
書評:内藤正裕 先生 (『歯科技工』2013年11月号掲載 PDFファイル:約2.37MB)