やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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寝たきりにさせないために
高齢者の医・薬と食生活

発行時参考価格 2,000円
  • 総頁数:242頁
  • 判型:A5判
  • 発行年月:2000年2月
  • ISBN978-4-263-23222-4
  • 注文コード:232220

内容紹介

寝たきりにさせないために必要不可欠な知識・情報を提供.予防編は「寝たきり」を防ぐための食養生を中心に生活全般にわたる健康学として,治療編は薬物療法を中心に,愁訴の多い老人病の治療マニュアルとして,著者の介護体験も踏まえてわかりやすくまとめている.

目次

はじめに
1 予防編
<1-1>脳卒中は寝たきり老人の最大の原因である
<1-2>高血圧を放置してはならない
<1-3>骨折と骨粗鬆症,腰痛
<1-4>老人性痴呆は防げるか
<1-5>コレステロール値が高い
<1-6>赤ワインは不老長寿の妙薬か
<1-7>アトピー性皮膚炎,喘息,鼻炎,花粉症の予防
<1-8>減量療法(ダイエット)と体脂肪計
<1-9>糖尿病は自力でなおそう
<1-10>動物性蛋白の害
<1-11>栄養剤や整腸薬は必要か
<1-12>高齢者が急に倒れたときの治療施設
<1-13>自宅介護の二四時間-筆者の体験から
<1-14>虐待される老人患者
2 治療編
<2-1>老人の最大の死因は肺炎である
<2-2>めまい(眩暈)と耳鳴り
<2-3>高齢者の頭痛
<2-4>抑うつと躁うつ病
<2-5>不安と抗不安薬
<2-6>夜になると騒ぐ痴呆性老人
<2-7>男性の頻尿,排尿困難
<2-8>女性の頻尿
<2-9>高齢女性の帯下(おりもの)
<2-10>高齢者の全身倦怠感
<2-11>老人の掻痒症(かゆみ)
<2-12>四肢が硬くなり動かない痴呆症
<2-13>下剤がよく効く老人の便秘
<2-14>下剤をのむと腹痛・下痢のくる人
<2-15>入院患者の慢性下痢
<2-16>老人性貧血には鉄剤をのませない
<2-17>インフルエンザとかぜ症候群
<2-18>中耳炎,蓄膿症,扁桃炎,痔などの化膿症
<2-19>老人に多い発作性頻拍症
<2-20>床ずれ(褥瘡)の予防と治療
<2-21>癌の予防
参考文献
おわりに

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【著者略歴】
榎村陽太郎
 1951年 京都府立医科大学卒業,医学博士
 大阪大学第一内科,大阪厚生年金病院医長,(財)新千里病院副院長,(社)尼崎中央病院長を経て,現在名誉院長
 <主な著書>「ガンとウイルス」創元社,「鑑別診断と治療マニュアル」「病名・文献検索辞典」「繁用処方と臨床薬理」世界保健通信社,「救急治療と鑑別診断」現代医療社,「最新医学大辞典」(分担)医歯薬出版,など

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