●OT,PTの傘下によるチームアプローチの発展,ソフトライナーの開発と適応,膝・足継ぎ手などの開発など進歩に基づく最新知見で改訂!
内容紹介
●義肢装具士の資格制度に対応させた,国家試験受験に最適の書.義肢装具士にとって必要な基礎知識を,図・写真を多用し平易に解説.
●第2版では,切断術後のケア,術直後義肢装着法,上肢・下肢切断者に対する理学療法士・作業療法士の参加によるチームアプローチの発展,電動義手の導入,大腿・下腿義足の適合技術の進歩,ソフトライナーの開発と適応,膝・足継ぎ手など,最近の開発と進歩に基づく最新知見で改訂.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
澤村誠志【さわむらせいし】
1930年 神戸市に生まれる
1955年 神戸医科大学卒業,整形外科入局.「切断者のリハビリテーション」をライフワークとする
1958年 米国UCLA義肢教育プロジェクトで義肢製作研修を受ける
1960年 神戸大学医学部整形外科に復帰.兵庫県立身体障害者更生相談所の巡回移動相談を担当し,障害のある人々の生活から多くを学ぶ.そのニーズから,総合リハビリテーションセンター設立を企画し,知事に提出
1968年 第1回日本義肢装具研究同好会(現日本義肢装具学会)を神戸市で開催
1969年 兵庫県立総合リハビリテーションセンター開設.以後,同附属中央病院副院長,院長,兵庫県立総合リハビリテーションセンター所長(1994年)を経て,2001年より,中央病院名誉院長,リハビリテーションセンター顧問,現在に至る.この間22年間,兵庫県立身体障害者更生相談所長を兼務
1973年 日本リハビリテーション医学会義肢装具委員会委員長として[義肢装具における将来計画]を作成し,義肢装具士の教育・資格制度に着手.兵庫県リハビリテーション協議会を設立,会長職を務め現在に至る
1974年 ISPO(国際義肢装具協会)の設立後,ISPO日本支部会長,アジア地域担当の国際コンサルタントを務め,ISPO副会長(1986)として第6回ISPO世界会議を神戸市で開催(1989).以後,次期会長(1992〜1995),会長(1995〜1998)を務める
1992年 日本リハビリテーション医学会会長を務める.日本リハビリテーション病院・施設協会会長に就任し,地域リハビリテーションをライフワークとする.2003年10月より名誉会長を務める
1995年 兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所所長を兼任
1997年 日本福祉のまちづくり研究会の設立に伴い,副会長を経て,2001〜2005年まで日本福祉のまちづくり学会会長に就任.現在,名誉会長
2000年 神戸医療福祉専門学校三田校名誉校長に就任し,2003年より校長,現在に至る
2002年 日本リハビリテーション連携科学学会理事長に就任し,現在に至る