患者さんが抱くフッ化物に対する心配や疑問にやさしく回答するための手引き書
内容紹介
◆本書では,「フッ素は毒じゃない?」「歯の色は変わらないの?」「子どもに使う必要があるの?」など,患者さんや一般の人たちから寄せられることの多いフッ化物に関する心配や疑問を取り上げ,専門家として適切なアドバイスができるようエビデンスをもとにわかりやすく解説しました.
◆フッ化物応用をすすめるために診療室や地域保健で活躍している方々,必読の一冊です.
目次
Chapter 1 公衆衛生政策における基本的人権の尊重の意味
Chapter 2 集団フッ化物応用の使用薬剤と安全管理
Chapter 3 むし歯予防のための集団フッ化物応用の必要性
Chapter 4 フッ化物応用の有効性
Chapter 5 フッ化物応用における環境汚染の危険性
Chapter 6 フッ化物応用と人権問題,自己決定権,インフォームド・コンセント,プライバシー
Chapter 7 フッ化物利用の安全性 (1)急性毒性
Chapter 8 フッ化物利用の安全性 (2)慢性毒性
Chapter 9 歯や口腔以外の全身への影響
Chapter 10 健康格差の解消に向けて
Chapter 11 歯科保健推進条例とフッ化物
Chapter 12 「栄養」としてのフッ化物応用の健全な考え方
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:西 真紀子 先生 (『歯界展望』2014年6月号掲載 PDFファイル:約1.05MB)書評:薄井由枝 先生 (『デンタルハイジーン』2014年6月号掲載 PDFファイル:約549KB)