天然歯保存にこだわる術者,必読の書
歯根膜の機能を活かし,歯を守る臨床ガイド
内容紹介
●歯根膜は,支持,再生,感覚,恒常性維持などのさまざまな機能を有し,矯正治療,歯周治療,自家歯牙移植から補綴処置にいたるまで,日常臨床のあらゆる場面でその機能を活かした治療が行われています.
●本別冊では,さまざまな臨床の場面において,歯と歯列を守るために歯根膜をどのように活用するべきか,その考え方と技術について多くの症例を供覧しながら詳説するとともに,歯根膜を補うインプラントの用い方についても紹介しました.
●付録のDVD(約41分)には,歯根膜を活かした治療法の術式をビデオ・スライドショー形式にて収録しています.
●「歯を残したい」という患者さんの望みを叶えるヒントが満載の1冊です.
目次
Chapter2 歯を守る―抜歯する前に考えたいこと
Section1:エンド難症例に困ったら―根尖性歯周炎で抜歯する前にすべきこと―
Section2:骨縁下ポケット・根分岐部病変に困ったら1―歯根膜を見極め,歯周治療に活かす―
Section3:骨縁下ポケット・根分岐部病変に困ったら2―歯周組織再生療法により歯根膜を増やす―
Chapter3 歯列を守る
Section1:子どもの歯並びに困ったら―まずは健全な歯列の育成から―
Section2:少数歯欠損をそれ以上進行させないために―自家歯牙移植の活用―
Section3:多数歯欠損で困ったら―咬合安定のための歯根膜活用法―
Section4:歯列を守るためのインプラント―歯根膜を補う最小限のインプラント―
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:丸森英史 先生 (『歯界展望』2012年2月号掲載 PDFファイル:約506KB)書評:寺田周明 先生 (『歯界展望』2012年3月号掲載 PDFファイル:約631KB)