今や治療可能な感染症となったAIDSの診療,
HIV感染予防の新たな展開と,社会のあり方を解説!
内容紹介
●HIV発見から40年が経過し,急速な発展を遂げた多剤併用療法はHIV/AIDSの臨床病態を大きく正の方向に変え,HIV/AIDSに対する人類の戦いは少なくとも初期的な勝利を収めたといってよい.
●予防内服による新規感染者の減少もみられるが,薬剤耐性HIVの出現,“薬害AIDS”患者の高齢化, COVID-19による経済の混乱と停滞からHIV/AIDS対策資金は世界中で縮小するなどの新たな課題も出現している.
●巻頭にはHIV/AIDSの研究と診療の歴史,女性や感染児についての課題,NGO/NPOのあり方について討議した座談会や,HIV/AIDSに関する画像資料を収載した.
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満屋裕明 編