抗酸菌症の代表である結核と増加傾向にある非結核性抗酸菌症について,最新知識が効率よく学べる一冊!
内容紹介
●抗酸菌の代表は結核菌であり,近年,結核患者は減少傾向にあるが,依然として世界で最も多い感染症の一つである.また,近年,非結核性抗酸菌症患者が増加し,ヒト-ヒト感染はないといわれているので,結核専門病院以外の病院でも診断・治療の機会が増えた.一部の非結核性抗酸菌症は治療に良好に反応するが,大部分は完治が難しい.
●菌種により臨床症状,治療,予後などが異なるので,まれな菌種では専門家のアドバイスが必要になる.同一菌種でも経過の早い患者,遅い患者がいるので,症例ごとに治療の開始,変更,終了を考えなければならない.
●本特集では,抗酸菌症についての臨床・研究分野でわが国を代表するエキスパートが結核と非結核性抗酸菌症に関する臨床の最新知見を解説.
目次
非結核性抗酸菌症
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永井英明 編