多角的アプローチで進展する「神経変性疾患」の治療開発の“いま”がこの一冊に!
内容紹介
●神経難病である神経変性疾患は治療困難と思われてきたが,疾患の過程で異常タンパク質の蓄積が認められることや,病因遺伝子・疾患関連遺伝子の存在など,病態の背景が明らかにされつつある.また治療開発に関わる技術開発も進んでおり,新たな薬剤の開発や治療開発は多くの進展をみせている.
●遺伝子を背景とした疾患に対しては,核酸医療の開発により特定の遺伝子の発現を制御することが現実的となり,病因遺伝子を標的とした治療の治験が進んでいる.また,異常タンパク質の蓄積に対しては,異常タンパク質の生成抑制,分解促進などの方向から治療開発が進んでいる.さらに,最近注目されている,神経変性におけるRNA病態に対するアプローチについても進展がみられている.
●本書では,神経変性疾患に対するこのような多角的なアプローチの治療開発について,最新の知見や情報をこの一冊に凝縮して詳しく解説している.
目次
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貫名信行 編