婦人科がんの研究・臨床の最新知見を各分野のエキスパートが解説!
内容紹介
●婦人科では、子宮頸部・子宮体部・腟・外陰・卵巣・卵管・腹膜に発生した悪性腫瘍を扱う.他のがん種と同様、婦人科がん領域の研究・臨床にも大きな変革が起こっている.診断では、遺伝子検査の普及に伴い、従来の病理分類からゲノム変化に基づく分類が治療の指標に変わろうとしている.
●他領域に比べ分子標的薬の導入が遅れていたが、卵巣癌に続き子宮頸癌にもベマシズマブの適応が拡大され、また、乳癌・卵巣癌症候群の原因遺伝子であるBRCAの変異を標的としたPARP 阻害薬も卵巣癌に対して認可された.従来の化学療法とこれらの分子標的薬との組合せを対象にした臨床研究も行われている.本特集では、婦人科がんの研究・臨床の進展を各領域のエキスパートの先生方に紹介いただく.
目次
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加藤聖子 編