●付録動画DVD は20本の顔面麻痺の動画ビデオと15本の筋電図動画を収載!
内容紹介
●顔面神経麻痺の治療では,早期に正確な診断を行い,適切なリハビリテーションを実施して後遺症の予防・軽減をはかる必要がある.そのために求められる知識,評価・検査法,急性期・慢性期のリハビリテーション方法はどのようなものだろうか?
●本書ではこれらの疑問に答えるべく,豊富な症例写真・動画・イラストを用いて顔面神経麻痺のリハビリテーションについてビジュアルに解説.付録動画DVD には,20本の動画ビデオと15本の筋電図動画を収載した.
●顔面神経麻痺のリハビリテーションの第一人者である著者がわかりやすく書き下ろした1冊を,顔面神経麻痺のリハビリテーションに関わるすべての方々に臨床現場で役立てていただきたい.
目次
第2章 近位部病変・遠位部病変による顔面神経麻痺痺
第3章 表情筋の解剖と機能
第4章 顔面神経と顔面筋の特殊性
第5章 顔面筋の役割と顔面神経麻痺の病態生理
第6章 急性期と慢性期の症状と徴候
第7章 顔面神経麻痺のグレード分類
第8章 電気生理学的検査
第9章 顔面神経麻痺の回復過程
第10章 急性期のリハビリテーション
第11章 慢性期のリハビリテーション
第12章 中枢性リハビリテーション
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
栢森良二【かやもりりょうじ】
1974年 新潟大学医学部卒業
1974年 米国横須賀海軍病院にてインターン
1975年 新潟大学医学部整形外科教室で研修医
1976年 東京都老人医療センター(養育院附属病院)リハビリテーション科レジデント
1979年 テキサス大学サンアントニオ校リハビリテーション科で臨床フェロー
1980年 アイオワ大学神経内科で臨床フェロー
1981年 新潟県立六日町病院リハビリテーション科医長
1989年 帝京大学医学部リハビリテーション科講師
1995年 帝京大学医学部リハビリテーション科助教授
2008年 帝京大学医学部リハビリテーション科教授
主な著書
『末梢神経麻痺の評価:電気診断学とリハビリテーション』(1992年)
『瞬目反射の臨床応用』(1993年)
『サリドマイド物語』(1997年)
(いずれも医歯薬出版刊)
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栢森良二 著