内容紹介
●アクセント法は音声障害の治療に用いられる発声行動再調整訓練である.本書では,音声障害の病態生理・診断・治療を概説し,アクセント法の理論,適応,訓練の実際について解説.
●アクセント法は,非器質的発声障害(習慣性の機能的発声障害や小児の過緊張性発声障害など),器質的発声障害(MAPLs,声帯結節,接触性喉頭肉芽腫など),運動障害性構音障害,吃音,プロソディ障害などでの訓練効果が認められている.
●アクセント法の歴史,基本原則,技術解説,訓練効果などについて明解に記述されている.
●付録として声の評価プロトコル,他の音声訓練法を収録.
目次
日本語版への序文
訳者序文
序
謝辞
はじめに
第1章 音声障害の分類
第2章 音声障害の治療
第3章 アクセント法:一般的概念
第4章 アクセント法:技術の解説
付録1
付録2
訓練用CDの内容
索引
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
渡辺陽子【わたなべようこ】
1969年 津田塾大学学芸学部英文学科卒業
1971年 同 修士課程修了
1972年 国立聴力言語障害センター附属聴能言語専門職員養成所卒業
久留米大学病院耳鼻咽喉科勤務
1987年 東京専売病院リハビリテーション科/耳鼻咽喉科勤務,現在に至る