内容紹介
自分の力を100%生かす楽しい人生を送るための〔全エッセイ120本〕. 研究は楽しい,ロマンだ!知的冒険だ!“ごきげん研究者”坪田教授の10年間(1996-2005)を一挙公開. 児玉龍彦教授(東大先端研)×岡野栄之教授(慶大)との特別鼎談も収録.
目次
・とりあえず論文は10編書いてみる
・留学のすすめ
・駄目もとで英文論文は投稿する─原孜先生の教え
・研究とネクタイのセンス
・秘書の仕事に感謝 若いときこそ秘書を探そう
・研究はフォーカスが大事─Scheffer Tseng先生の教え
・めんどくさい? システム作りの重要性
・いい子と悪い子の戦略について
・2兎を追わないと1兎も得ず─やっぱりミックスアイスが食べたいのだ
・表現力係数“H”
・20%の反対の入る健全社会
・1年間に12論文書いてみる
・すべてがライブ,の時代が来る
・プロのお仕事“神風成田タクシー”
・大人のライフスタイル
・ごきげんに生きるという戦略
・充実した人生それとも忙しい人生?
・リフレーミング 自分の枠を変えよう
・New England Journal of Medicineを夢見て
・面白くなくちゃ人生じゃない─黒木安馬さん
・シャンペンが大好き
・テキストブックに対する2つの考え方
・ジョージ・ウエアリング先生のユニークさかげん
・サイテーションインデックス
・子供の前で講演するということ
・シンボルが実現した時:ごきげん山登り理論
・不安は感謝で対抗する
ほか[全エッセイ120本]
■特別鼎談 楽しい研究生活。坪田一男×岡野栄之×児玉龍彦
・個人が先かシステムが先か?─当世研究者事情
・研究が先か臨床が先か? それとも…
・研究は自分のためか,人のためか?
・勇気をもって失敗を楽しむ!─ブレークスルーをつかんだ頃
・こんな研究者になってみたい!
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:須田年生 先生 (『医学のあゆみ』2007年3月24日号掲載 PDFファイル:約755KB)書評:斎藤一郎 先生 (『歯界展望』2007年6月号掲載 PDFファイル:約440KB)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
坪田一男【つぼたかずお】
1955年東京生まれ.1980年慶應義塾大学医学部卒業.1985年米国ハーバード大学に留学,1987年角膜クリニカルフェロー修了.国立栃木病院眼科医長,東京歯科大学眼科教授を経て,2004年より慶應義塾大学医学部教授.角膜移植,ドライアイ,屈折矯正手術において多くの実績を残す.とくに近年注目されているVDT作業によるドライアイ疾患の原因を1993年に「瞬きの減少」としてThe New England Journal of Medicineに発表し大きな話題となる.さらに1999年には世界初となった体細胞ステムセル移植の治療“角膜上皮のステムセル移植術”を発表し,再生医療の時代の到来を日本から世界に発信したことで注目を集めた.近年は研究領域を抗加齢医学=アンチエイジング医学に広げ,日本の抗加齢医学の科学的発展と研究活動にも精力的に取り組む.
日本抗加齢医学会理事,アンチエイジング医学雑誌編集委員長.日本再生医療学会理事,同雑誌編集委員.日本角膜学会理事長.ドライアイ研究会主監.
近著に『ごきげんナースとごきげんドクター』(メディカ出版),『最強の快眠術』(ゴマブックス),『老いに勝つ!10の秘訣』(宝島社)など,執筆活動も多彩.
執筆者の関連書籍を探す場合は下に表示された名前をクリックしてください
坪田一男 著