●廃用症候群の発生機序,予防対策,起きた後の対策等をコミュニティケアの視点から解説!
内容紹介
◆本書の特徴
●2006年から実施される改正介護保険法のポイントの一つは,介護予防における廃用症候群モデルである.本書は,心身機能の活動性低下をもたらす廃用症候群について,コミュニティケアの立場から,発生機序,予防対策,起きた後の対策等についての最新知見を,身体のみならず,心や環境なども含めて広くとらえ,これからの高齢者の健康のあり方を介護予防に関連づけ,リハビリテーションをはじめ保健医療福祉にわたって懇切に解説.
●まず医師の視点から,地域医療と包括ケアの実践を通した高齢者を支える地域づくりを解説.次に介護保険制度のキーパーソンである介護支援専門員の視点から,地域包括ケアの課題と問題点を洗いだし問題提起している.そして,リハビリテーションの視点からは,廃用症候群の予防と改善の取り組みについて具体的な対策を懇切に解説.
目次
第I編 廃用症候群を予防するために地域は何をすべきか!(折茂賢一郎)
第II編 廃用症候群とケアマネジメント―ケアマネジャー(介護支援専門員)はどのようにかかわるか(安藤 繁)
第III編 廃用症候群の正体とリハビリテーションの視点―そのアプローチの考えかた(新井健五)