18年ぶりの全面改訂,歯科における皮膚科学の定番書が第3版に.
内容紹介
・歯科医師国家試験やCBTで問われがちな領域を意識しつつ,歯学生が興味を持って皮膚科学を学ぶことができるように構成しました.
・薬剤による歯肉の腫脹,歯科用金属によるアレルギーなど,口腔内に現れる症状について詳細に解説.
・病理所見と肉眼所見の組み合わせで,病理学もあわせて学ぶことができます.
・主要な疾患については巻頭カラーに掲載しました.
目次
総論2章 皮膚科診断学および治療学
各論1章 湿疹・皮膚炎群
各論2章 蕁麻疹
各論3章 紅斑症
各論4章 血管炎,紫斑,その他の脈管疾患
各論5章 血行障害・物理的化学的傷害
各論6章 薬疹・中毒疹
各論7章 水疱症,膿疱症
各論8章 角化症・炎症性角化
各論9章 膠原病
各論10章 代謝異常症
各論11章 色素異常症
各論12章 母斑
各論13章 母斑症
各論14章 皮膚粘膜腫瘍
各論15章 付属器疾患
各論16章 細菌性皮膚疾患
各論17章 ウイルス性疾患
各論18章 皮膚真菌症
各論19章 性感染症
各論20章 歯科用金属による粘膜病変
各論21章 肉芽腫
各論22章 その他の病変
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
山根源之【やまねげんゆき】
1970年 東京歯科大学卒業
1974年 東京歯科大学大学院歯学研究科修了
1984年 東京歯科大学口腔外科学第1講座助教授
1996年 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学講座主任教授
1996年 東京歯科大学市川総合病院歯科・口腔外科部長
2011年 東京歯科大学名誉教授
日本口腔外科学会専門医・指導医
日本口腔内科学会専門医・指導医
【編集者略歴】
橋愼一【たかはししんいち】
1983年 慶應義塾大学医学部卒業
1987年 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程修了
1992年 東京歯科大学市川総合病院皮膚科助教授
2004年 東京歯科大学市川総合病院皮膚科教授
2022年 退職
皮膚科専門医
里村一人【さとむらかずひと】
1988年 徳島大学歯学部卒業
1992年 徳島大学大学院歯学研究科修了
2005年 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔顎顔面外科学分野准教授
2009年 鶴見大学歯学部口腔内科学講座教授
日本口腔外科学会専門医・指導医
日本口腔内科学会専門医・指導医
久山佳代【くやまかよ】
1989年 日本大学松戸歯学部卒業
1997年 博士(歯学)
2012年 日本大学松戸歯学部口腔病理学講座准教授
2013年 日本大学松戸歯学部口腔病理学講座(現:病理学講座)教授
口腔病理専門医・専門医研修指導医
細胞診専門歯科医・日本臨床細胞学会教育研修指導医
日本口腔内科学会専門医・指導医