摂食スキルの発達と障害 原著第2版
子どもの全体像から考える包括的支援
- 総頁数:758頁
- 判型:A4判変
- 発行年月:2009年8月
- ISBN978-4-263-44292-0
- 注文コード:442920
子どもの摂食支援に携わるすべての人におくるバイブル!
この領域における名著を完全邦訳!
内容紹介
●子どもの摂食支援に関するバイブルとして世界的に評価されている名著“Pre-Feeding Skills”を完全邦訳!
●摂食・嚥下リハビリテーションという枠にとどまらない,子どもの生活,総合的感覚のなかの“食べる行為”をいかに支援するか,その方策がまとめられている.
●医療関係者はもちろんのこと,食育,障害児教育などに携わるすべての方々に,新たな気づきと大きな助けをもたらす,著者・訳者渾身の名著!
目次
第1章 食事の時間は何を意味しているか?その考え方
第2章 食事の時間に影響するもの
第3章 食事の時間における相互の役割
第4章 食べる行動に関係する解剖と生理
第5章 摂食スキルの正常発達
第6章 摂食スキルの発達を制限する各種要因
第7章 口腔の運動スキルを制限する各種要因
第8章 役に立つ診断テスト
第9章 食事時間における評価
第10章 治療への架け橋:優先事項の設定と問題解決
第11章 食事時間の計画の作成
第12章 治療の理念と観点
第13章 食事時間における学習とコミュニケーション
第14章 食事時間における感覚への取り組み
第15章 姿勢の制御とハンドリングが食事時間に及ぼす影響
第16章 栄養の問題
第17章 口腔運動療法の特性
第18章 評価と治療に適した摂食用具類
第19章 自食の問題
第20章 摂食と発語:その関係の問題
第21章 未熟児
第22章 胃腸系に不調がある子ども
第23章 経管栄養の子ども
第24章 十分に食べようとしない子ども
第25章 口唇・口蓋裂のある子ども
第26章 視覚障害児の取り扱い
第27章 自閉症の子ども
第28章 ごくわずかな問題をもつ子ども
付録A 摂食スキル発達チェックリスト(全体観的アプローチおよび順次的アプローチ)
付録B 食事時間にみられる状態・動作の模擬体験実習ガイド
文献
索引
脚注(訳者注)索引
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
金子芳洋【かねこよしひろ】
1957年 東京歯科大学卒業
1973年 東京歯科大学衛生学講師
1976年 東京歯科大学衛生学助教授
1977年 WHOフェローシップにより海外視察研究
1979年 昭和大学歯学部口腔衛生学教授
1996年 国際障害者歯科学会(IADH)理事
1997年 昭和大学歯学部口腔衛生学客員教授
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会理事長
日本口腔衛生学会名誉会員
1998年 日本障害者歯科学会名誉会員
2000年 日本歯科医学会会長賞(研究部門)受賞
2001年 明海大学歯学部客員教授
2006年 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会名誉理事(前理事長)