内容紹介
●第1巻「歯をまもる」は欠損歯列という病態にしない発病の予防,つまり一次予防,第2巻「歯列をまもる」は欠損歯列の早期発見・早期治療の二次予防,第3巻は三次予防の機能回復がメインテーマである.
●本書第3巻では,「歯をまもる,歯列をまもる」ことを前提に,なおかつ欠損が進行した欠損歯列,無歯顎において,いかに歯と口の機能を回復するか,また治療・回復処置後の経過観察,メインテナンスにおいては何を意識すべきかなどについて踏み込んで考えている.
目次
1章 多数歯欠損症例の問題点
2章 多数歯欠損症例のとらえ方・診断
3章 多数歯欠損症例の治療目標
4章 多数歯欠損症例の治療をどう進めるか
5章 再評価時の診断
6章 欠損補綴の技術的問題
7章 インプラントによる欠損形態の回復
8章 無歯顎移行への判断
9章 無歯顎への取り組みと総義歯の製作
10章 多数歯欠損症例の経過観察とメインテナンス
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
宮地建夫【みやちたてお】
1942年 生れ
1967年 東京歯科大学卒業
1972年 東京都千代田区開業
中尾勝彦【なかおかつひこ】
1941年 生れ
1966年 東京歯科大学卒業
1976年 広島県尾道市開業
榎本一彦【えのもとかずひこ】
1952年 生れ
1977年 日本大学歯学部卒業
1981年 千葉県柏市開業
高島昭博【たかしまあきひろ】
1954年 生れ
1980年 九州大学歯学部卒業
1983年 福岡県遠賀郡開業