内容紹介
女性は次世代を生み出す“gender”として健康を損うリスクをもっており,これまでは女性特有の健康問題はbirth controlであると扱われてきた.本別冊では女性,母親,胎児,子どもの健康の保持・増進を目指す新しい概念,リプロダクティブ・ヘルスを取り上げ,母児双方を取り巻く諸問題を解説.
目次
思春期女性のヘルスケア
低用量ピル−そのメリット,デメリット
変化する避妊と人工妊娠中絶
クラミジア・トラコマティス感染症と妊孕障害
不妊治療の現状と問題点
不育症
子宮内膜症と生殖能
女性のライフスタイルと出産年齢
若年妊娠
高齢出産
嗜好品・薬と妊娠
環境汚染物質と妊娠
サイトカインが早産を手引きする
胎児治療の現況と展望
低出生体重児(未熟児)医療の現状
母子感染−遺伝子診断の応用
母乳栄養の意義と問題点
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武谷雄二 編