やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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臨床栄養
140巻1号
嚥下調整食のいまとこれから −学会分類2013から2021へ

発行時参考価格 1,700円
  • 総頁数:128頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2022年1月
  • 注文コード:061401
  • 雑誌コード:09319-01

内容紹介

≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで,幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され,栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか,すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ,日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ,新たな診療ガイドラインなど,医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています.

≪特集テーマの紹介≫
●2021年8月,8年ぶりの改訂となる「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類(学会分類)2021」が発表されました.これまで広く使用されていた学会分類2013の基本的な分類構造を踏襲しつつ,ユニバーサルデザインフードとの互換表が修正され,また,とろみの測定法が追加されるなど,この間の新たな知見や臨床現場の声を反映させた,より実践的な内容へと進化しています.
●本特集では,「嚥下調整食のいまとこれから―学会分類2013から2021へ」と題して,学会分類2021の概要とその改訂のポイント,活用するための注意点をはじめとして,食形態を判定するための観察評価法や咀嚼評価法,また機能改善・QOL 向上をめざすにあたって必要となる姿勢調整や口腔機能訓練の考え方など,摂食嚥下リハビリテーションにおいて近年注目されているテーマを詳しく解説しています.

目次

特集 嚥下調整食のいまとこれから−学会分類2013から2021へ
 「嚥下調整食分類2021」の概要と改訂のポイント 栢下 淳
 「嚥下調整食分類2021」活用にあたってのポイント−質問の多い項目を中心に 小城明子
 適切な食形態判定のための観察評価のポイント 藤谷順子
 とろみに求められる物性とその評価−現状と課題 山縣誉志江
 食事形態決定における咀嚼評価の重要性 菅 武雄
 食形態と姿勢調整のポイント 稲本陽子
 食形態の調整と口腔機能訓練のポイント 源間隆雄

新連載 ビフォア・アフターでわかる! 管理栄養士のためのビジュアルデザイン入門(1)
 紙媒体「掲示物・学会ポスター」 田中佐代子

活動レポート 栄養ケア・ステーション
 認定栄養ケア・ステーション つがやす 松友香・他

ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
 より賢く,より美しく,栄養のスキルアップを
 名古屋経済大学大学院 人間生活科学研究科 栄養管理学専攻

スポット
 食品重量の見積もり力トレーニング法 吉本優子
 オステオサルコペニア−骨粗鬆症とサルコペニアの併存 井上達朗

連載
新連載 宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
 CASE 1 代謝性アシドーシス 宮島 功

新連載 ビタミン栄養学UPDATE−新たな臨床的意義の確立に向けて(1)
 総論:ビタミン欠乏と不足 田中 清

Medical Nutritionist養成講座(49)
 栄養投与量の決定:私の考え方(3) 井上善文

Dr.雨海の男性臨床栄養学(13)〈隔月連載〉
 ウイルスと心筋(2)−劇症型心筋症と補助循環装置 雨海照祥

『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識(33)
 菓子類5 渡邊智子

ORIGAMI ART−食に活かすおりがみ/食の教養
 チコリー 西田良子・上田浩史

こんだてじまん
 じまんの一品料理 にんじんベースのグルテンフリーチキンカレー
 医療法人財団順和会 山王病院 水野真琴・山道 大

資料
 2022年 栄養関連学会カレンダー

News & Information
 日本栄養士会医療職域 2022年新年を迎えて 原 純也
 自治体病院 外来化学療法室での栄養食事指導の取り組み 細井みどり
 精神科病院 第62回全国精神科栄養士研修会Web配信の報告「精神科栄養管理と栄養指導をアップデート」 寺田和子
 厚生労働省・消費者庁 東京栄養サミット2021の開催・他
 おしらせ 女子栄養大学香友会主催 令和3年度 第1回専門家講座・他

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