臨床栄養
139巻5号
摂食障害対策の現状と最新トピックス
- 総頁数:128頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2021年10月
- 注文コード:061395
- 雑誌コード:09319-10
内容紹介
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで,幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され,栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか,すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ,日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ,新たな診療ガイドラインなど,医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています.
≪特集テーマの紹介≫
●本特集では,「摂食障害対策の現状と最新トピックス」と題して,近年活発になってきた摂食障害対策の動向を知ることができるよう,厚生労働省事業や研究班,国内外の診療ガイドライン,新たに診療報酬が算定可能となった認知行動療法,日本摂食障害協会の活動などについて,それぞれを推進してきた執筆陣が詳しく解説.
●また,家族支援や高齢摂食障害患者の栄養指導,再栄養など最近の話題や,改めて確認したい面接の注意点についてもわかりやすく説明.現在の摂食障害医療の潮流を知ることができる内容となっています.
目次
特集にあたって 菊地裕絵
日本と海外の摂食障害診療ガイドラインの現状 吉内一浩
摂食障害治療支援センター設置運営事業の総括およびAMED研究班成果物について 安藤哲也
摂食障害に対する認知行動療法(CBT-E)とその普及啓発活動 倉 修
一般社団法人日本摂食障害協会の活動 鈴木眞理
摂食障害患者との面接の留意点−精神科医の立場から 西園マーハ文
摂食障害者の家族支援 小原千郷
再栄養についてのアップデート 山崎允宏
高齢摂食障害患者の栄養療法 澤田実佳
[Column]痩せすぎモデル問題とその背景−どうして欧米では規制が進んでいるのか 山田 恒
[Column]女性アスリートと摂食障害 宇津野 彩・能瀬さやか
巻頭カラー
冬眠する哺乳類に学ぶ−代謝変化により飢餓・寒冷を乗り切る仕組み〈前編〉 山口良文
活動レポート 栄養ケア・ステーション
認定栄養ケア・ステーション くるみ 中野ヤスコ
ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
保健・医療・福祉の学問的なエキスパートを育成
神奈川県立保健福祉大学大学院 保健福祉学研究科ヘルスイノベーション研究科 中島研究室
スポット
野菜摂取量を非侵襲で推定できる「ベジチェック(R)」 菅沼大行・松本 舞
日本版敗血症診療ガイドライン2020について 東別府直紀
連載
Medical Nutritionist養成講座(46)
水分投与量の決定:私の考え方(2) 井上善文
『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識(30)
菓子類2 渡邊智子
栄養指導に役立つ医薬品の知識(16)
疾患における薬物治療と栄養(4)
消化器疾患に対して使用される薬剤 神谷貴樹
ORIGAMI ART−食に活かすおりがみ
ざくろ 西田良子・他
こんだてじまん
じまんの一品料理 にんじんピューレ
医療法人啓仁会 所沢ロイヤル病院 原島菜美
研究・調査
PHGG(グァーガム加水分解物)の炎症抑制および感染症予防の可能性の探索−基礎的・臨床的意義の検討 待田京香・他
News & Information
日本栄養士会医療職域 2021年度全国栄養士大会(オンライン)報告 温谷恭幸
自治体病院 彦根市立病院 栄養科の取り組み 大橋佐智子
精神科病院 精神科領域で求められる在宅での食事や栄養のサポート 石岡拓得
厚生労働省・消費者庁 10月10日「世界メンタルヘルスデー2021」・他
おしらせ 第8回日本サルコペニア・フレイル学会大会・他
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