臨床栄養
134巻1号
“Society 5.0”時代の健康・栄養サポート −デバイス開発の現状と近未来の展望
- 総頁数:128頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2019年1月
- 注文コード:061341
- 雑誌コード:09319-01
内容紹介
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで,幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され,栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか,すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ,日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ,新たな診療ガイドラインなど,医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介.
≪特集テーマの紹介≫
●本号では,「“Society 5.0”時代の健康・栄養サポート―デバイス開発の現状と近未来の展望」と題して,健康・栄養管理に関連する新たなテクノロジーの最新情報を特集!
●政府の科学技術政策の基本指針としてICTの効果的な活用による“Society 5.0”が提唱されており,医療分野は新技術の活用が大きく期待されるなか,本特集では,従来の健康管理や生活指導の手法・技術を上回る新しいテクノロジーの応用の可能性について,最新情報をもとに詳しく解説.
●AIやIoTなどの次代の医療を支える最新テクノロジーや,健康・栄養管理に関連するモニタリング・センシング技術,また栄養指導につながる可能性のあるVRやアプリ等の注目トピックスを多数紹介.
目次
ヘルスケア分野におけるAI 活用の現状と展望 浜本隆二
わが国の遠隔医療技術とその実際 郡 隆之
食とバーチャルリアリティ 廣瀬通孝
インスリンポンプ(CSII)および持続血糖モニター(CGM)による糖尿病治療の現在と展望 小林哲郎
拡張現実感技術を用いた対人型聴診訓練シミュレータ 中口俊哉・他
IoT活用による在宅ヘルスケア・システムの現状と展望−高齢者から妊産婦まで 小林 浩
ウェアラブルデバイスによる身体活動評価−デバイスの現状と選び方 笹井浩行
キャビタスセンサによる生体情報モニタリング−開発の現状と可能性 荒川貴博・三林浩二
ヘルスケアアプリの活用と食事管理 木村滋子・脇 嘉代
巻頭カラー 東海嚥下食研究会調理師部会 おいしい嚥下調整食への探求(1)
栄養リッチでおいしい嚥下調整食・介護食をめざして 石ア克彦・他
こんにちは最前線
地域で存在感のある「かかりつけ管理栄養士」をめざして
医療法人財団善常会栄養管理部
ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
科学研究から実践栄養管理へ! 研究ができる管理栄養士の育成
京都府立大学大学院生命環境科学研究科 応用生命科学専攻栄養科学研究室
スポット
「亜鉛欠乏症の診療指針2018」の概要 児玉浩子
腸管寄生虫と自己免疫性疾患の関連−臨床応用の可能性 保科斉生・嘉糠洋陸
連載
Medical Nutritionist養成講座(13)
日本のTPN 輸液開発の歴史と・・・これから(2) 井上善文
Dr.雨海の臨床女性栄養学(44) <隔月連載>
疲れと食欲不振(1)−自己免疫性肝炎 雨海照祥
めざせ! リハビリテーション栄養のNST48-CAREガイドラインに基づく症例報告 CASE No.46
低栄養とサルコペニアを合併した廃用症候群患者に対する通所でのリハビリテーション栄養アプローチ:症例報告 山本知子
こんだてじまん
じまんの一品料理 スペシャルディナー「ちらし寿司・豆腐と肉団子とほうれん草のスープ・桜寒天」
丸子中央病院 平田晴美・他
『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識(4)
小麦粉と小麦粉製品 渡邊智子
新連載 栄養の歴史と現代的意義を考える(1)
食事の近代化と栄養 中村丁次
レポート
第5 回日本サルコペニア・フレイル学会大会 吉村芳弘
資料
2019年栄養関連学会カレンダー
News & Information
日本栄養士会医療事業部 2019 年新年を迎えて 原 純也
自治体病院 長崎みなとメディカルセンター栄養管理部の取り組み 馬場かおり
精神科病院 新潟県栄養士会医療事業部精神部会活動報告 庭野弥栄子
厚生労働省・消費者庁 第1回訪日外国人旅行者等に対する医療の提供に関する検討会・他
おしらせ 第172回日本臨床・公衆栄養研究会講演会・他
REMARKS−編集委員のひとこと
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