やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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医学のあゆみ
297巻13号
動脈硬化性疾患のリスク 解決すべき残余リスクとさらなる新しいリスク要因

定価 1,705円 (本体 1,550円+税10%)
  • 総頁数:70頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2026年6月
  • 注文コード:929713
  • 雑誌コード:20474-6/27

内容紹介

・冠動脈疾患をはじめとした動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)は,先進諸国の死因として高い割合になっている.ASCVD発症後はリハビリテーションや再発予防などもあり,本来のQOLを取り戻すことは容易ではない.
・LDL低下薬の発展によりASCVDの初発および再発予防は進歩し,わが国においてもベムペド酸が上市されたが,残余リスクへの対応は今後も重要となる.
・本特集では,低下薬の開発が進行中の因子であるリポタンパク(a),トリグリセライド,small-dense LDLなどにフォーカスするほか,炎症やmiRNA,脂肪性肝疾患(MASLDなど)とASCVDとの関連,新たなリスク要因であるマイクロ・ナノプラスチックとPFASについて,最新情報を紹介する.

目次

特集 動脈硬化性疾患のリスク 解決すべき残余リスクとさらなる新しいリスク要因
 はじめに(吉田 博)
 Lp(a)と動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)リスクの概要(吉田 博)
 Lp(a)国際標準化の重要性とメリット(三井田 孝)
 HDL機能の将来展望(遠藤康弘・小倉正恒)
 Small dense LDLコレステロールと動脈硬化性心血管疾患リスク(木庭新治)
 食後高脂血症,レムナントリポタンパク,アポB-48とASCVDリスク(増田大作)
 脂肪性肝疾患とASCVDリスク(小関正博)
 動脈硬化性疾患における炎症と遺伝的背景─残余リスクの理解と新規治療戦略(小室一成)
 microRNA-33は動脈硬化性疾患の予防・治療標的となりうる(尾野 亘)
 マイクロ・ナノプラスチックとASCVD─新たな環境リスク因子(曾和裕之)
 新たな環境汚染物質PFAS曝露と動脈硬化性疾患リスクとの関連─これまでの知見(原田浩二・原田真理子)

TOPICS
 糖尿病・内分泌代謝学 ウォルフラム症候群における糖尿病の発症機構─膵β細胞の可塑性と脱分化(田部勝也・西村 渉)
 救急・集中治療医学 敗血症のバイオマーカー(志馬伸朗)

連載
医療にいかす行動経済学(18)
 アレルギー性疾患の治療における行動経済学的課題─ステロイド忌避へのナッジ戦略(大塚篤司)
 知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(6) 呼吸機能検査(東條尚子)

FORUM
 分子生物学の臨床応用 “分子“から“疾患・患者”へ(5) 新たなてんかん治療標的分子Synaptic vesicle glycoprotein 2Aの機能解析(徳留健太郎・他)

 次号の特集予告