遺伝子治療臨床研究の現状
■先天性疾患
　1．遺伝子治療による重症複合免疫不全症の根治
　　−骨髄血CD34 ＋細胞を標的とする体外遺伝子導入　崎山幸雄・有賀　正
　2．血友病の遺伝子治療−現状と将来　中井浩之
■慢性疾患
　3．血管疾患に対する遺伝子治療　小池弘美・他
■悪性腫瘍
　4．肺癌に対する遺伝子治療−p53発現アデノウイルスベクターによる肺癌遺伝子治療臨床試験の現況　香川俊輔・藤原俊義
　5．腎癌に対する免疫遺伝子治療臨床研究の現状　谷　憲三朗・浅野茂隆
　6．悪性グリオーマに対する遺伝子治療戦略−免疫遺伝子治療による“免疫学的特権部位”への挑戦と新しい展開　中原紀元・吉田　純
　7．乳癌に対するMDR1遺伝子治療の臨床研究　杉本芳一
　8．前立腺癌の遺伝子治療−臨床研究における最近の動向　那須保友
　9．自殺遺伝子導入ドナーリンパ球を用いた養子免疫遺伝子細胞療法
　　−HSV-TK遺伝子を用いたGVHDの制御　小野寺雅史
　10．神経芽腫に対する遺伝子治療　真部　淳・他
　11．Overview-Present state of gene therapy for malignant tumors　Leonard E.Post

現在審査中の遺伝子治療臨床研究
　12．前立腺癌に対する遺伝子治療臨床研究
　　−臓器特異性プロモーターを用いて　後藤章暢・白川利朗
　13．血管疾患−抗MCP −1遺伝子治療法　江頭健輔・北本史朗

遺伝子治療前臨床研究の現状
　14．組換えセンダイウイルスベクターによる遺伝子治療臨床研究計画　宮崎勝徳・他
　15．レンチウイルスベクター−遺伝子治療の臨床応用に向けて　三好浩之
　16．選択的増幅遺伝子　（selective amplifer gene ：SAG）　小澤敬也

新しい遺伝子治療
　17．インスレーターベクター−造血幹細胞遺伝子治療実用化をめざして　西野多聞・David W.Emery
　18．ヘルパー依存型アデノウイルスベクター−免疫原性が低く36k塩基対までのDNAを導入可能な次世代のアデノウイルスベクター　三谷幸之介
　19．標的化をめざしたアデノウイルスベクターの開発　増田ゆかり・濱田洋文
　20．マキシザイムを用いた白血病遺伝子治療法の開発−新規リボザイムである
　マキシザイムは白血病原因遺伝子を切断し細胞死を誘導する　曽田　泰・他
　21．細胞標的化の新技術−レトロウイルスベクターに関するターゲティング技術の進歩と展望　笠原典之・岩城裕一

■サイドメモ目次
　レトロウイルスベクター
　Hydrodynamics −based transfection法
　抗原のプロセッシング
　レトロウイルスベクターを用いた造血幹細胞の遺伝子治療
　In situ gene therapy
　ヘルペスウイルス・チミジンキナーゼ（HSV-TK）
　ケモカイン
　アデノウイルスベクター
　Dominant negative inhibitor
　レンチウイルス
　クロマチンインスレーターが特に有効な遺伝子治療
　古典的なヘルパー依存型アデノウイルス
　癌の多様性
　リボザイム（ribozyme）
　ターゲティング／リガンド／指向性

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