青嶋 仁氏が考案した内部ステインテクニックの技法がここに――
内容紹介
◆青嶋 仁氏が“歯科技工の普遍化”を目指して確立・体系化し,1988年に発表した内部ステインテクニックは,「表面ステインに比べて色調の深みをより再現できる」「多色築盛法に比べて技術的に取り組みやすい」「焼成収縮を経た陶材面に,わずかなクリアランスで“適材適所”に色調を配置できる」という利点から,セラミックス補綴物の基本色の調整や個性的特徴の付与に有効であり,現在では多くの歯科技工士が臨床技工に取り入れている手法です.
◆本書では,青嶋氏の門下生である渡邉一史氏の執筆により,内部ステインテクニックの基本的手技を網羅・解説しながら,ステイニング操作の付録動画を連動させることで,紙媒体では表現しづらい手技のコツをより実践的に理解できるようにしています.さらに,多数の臨床例やサンプル,症例レシピの紹介により,テクニックが臨床成果に直結することをグラフィカルに示しました.
◆見たままに,感じたままに天然歯の色と特徴を再現するために,「患者の年齢と個性に調和した健康的な歯」を表現するための技工操作を理解し,習得するために,必携の一冊です.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
渡邉一史【わたなべかずふみ】
1969年 北海道生まれ
1992年 東邦歯科医療専門学校 卒業
1995年 河津歯科医院 勤務
2003年 青嶋ゼミ2期 修了
2005年 青嶋ゼミアドバンスコース 修了
2012年 ISOI(国際口腔インプラント学会)認定技工士 取得
2013年 日本顎咬合学会認定技工士 取得
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