歯の形態の見方や捉え方を学ぶためのガイドブック!
内容紹介
上下顎中切歯〜第二大臼歯のすべての部位を写真でまとめた珠玉の一冊!!
天然歯形態を“より理解するツール”として活用できます.
『Introduction』より
●歯の形態を正しく表現するためには,正しく見る目と正しく捉えることができる方法を体得することが,表現するための第一歩だと考える.・・・(省略)
●本書では歯牙形態の基本的ルールの範囲の中で形態を捉えつつ,いくつかのパターンを見ながらその範囲を広げることで,読者諸氏が形態修正でのイメージ(引き出し)を増やせるように心がけた.形態修正ができるということは,すなわち各方向(唇頬・舌・切縁側,近遠心)から形態を理解していることである.・・・(省略)
●本書の最大のテーマの一つは「流れ」である.切縁から根尖側,隆線,咬頭の流れを見ることで,どのような機能を果たしているかがわかる.もう一つは「バランス」である.それぞれの流れにおける近心と遠心や唇頬側と舌側との対比(バランス)を見ることで,形態の大半を決めることができる.天然歯を見ることで良くも悪くも形態の特徴を見ることができ,天然歯だからこそ見えてくる表情から,自然感を学び取ることができる.そうすることで,補綴物のすべてを天然歯のように表現することができる.・・・(省略)
目次
1-1 上顎中切歯
1-2 上顎側切歯
1-3 上顎犬歯
1-4 下顎中切歯
1-5 下顎側切歯
1-6 下顎犬歯
1-7 上顎第一小臼歯
1-8 上顎第二小臼歯
1-9 上顎第一大臼歯
1-10 上顎第二大臼歯
1-11 下顎第一小臼歯
1-12 下顎第二小臼歯
1-13 下顎第一大臼歯
1-14 下顎第二大臼歯
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
脇田太裕【わきただいゆう】
1966年 徳島県 生まれ
1988年 大阪歯科学院夜間学科 卒業
1989年 大阪セラミックトレーニングセンター 卒業
同 年 渡独,Labor Weiss勤務
1991年 帰国,名越歯科医院 入社
同 年 大阪セラミックトレーニングセンターインストラクター就任
2001年 D.デンタルセラミスト 開業
2013年 大阪セラミックトレーニングセンター大阪校 校長就任
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脇田太裕 著