インプラントだけでなく,残存歯を含めた生体組織の変化を先読みして治療計画を立案するために必要な考え方と,診断・設計のポイントを解説!
内容紹介
◆インプラントが臨床に積極的に使われ始めたころに比較して平均寿命は伸び,現在では「人生90年時代」を迎えています.一方で,歯の喪失傾向は止められず,インプラントの適用年齢のピークである50歳代後半からは約30年,若年層の場合にはさらに長期間の機能維持が求められることになります.
◆本書では,強固で長持ちするインプラントの特徴をよく理解し,残存歯を含めた生体組織の変化を先読みした治療計画を立案することの必要性,またインプラントによってライフステージに応じた必要な対応を具現化するための診断・設計のポイントを解説しました.
目次
Part 2 ライフステージに応じたインプラント補綴に必要な診断と対応
Part 3 欠損の拡大を防ぐために
Part 4 超高齢社会に対応したインプラント補綴
Part 5 顎口腔系の加齢変化と補綴修復材料の経年変化
書評
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書評:宮地建夫 先生 (『歯界展望』2015年1月号掲載 PDFファイル:約617KB)著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
武田孝之【たけだたかゆき】
1980年 東京歯科大学卒業
1985年 東京歯科大学大学院修了
1990年 東京都千代田区開業(武田歯科医院)
2005年 東京歯科大学口腔インプラント学講座臨床教授
田中秀樹【たなかひでき】
1988年 九州大学歯学部卒業
1991年 福岡市城南区開業(田中ひでき歯科クリニック)
澤瀬 隆【さわせたかし】
1989年 長崎大学歯学部卒業
1993年 長崎大学大学院歯学研究科修了
2008年 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科口腔インプラント学分野教授