やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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慢性疾患としての歯周病へのアプローチ
患者さんの生涯にわたるQOLに貢献するために

定価 9,900円(本体 9,000円+税10%)
  • 総頁数:252頁 / カラー
  • 判型:A4判
  • 発行年月:2014年2月
  • ISBN978-4-263-44411-5
  • 注文コード:444110

“歯周病は治るのか?”
患者さんとの二人三脚による新しい治療スタイルを確立するために必要な知識を網羅した待望の書!

内容紹介

◆慢性疾患である歯周病の治療は,生涯を通じて歯科医療者と患者さんの協力supportive periodontal therapy(SPT)が継続することになります.
◆本書では,患者さんがバイオフィルムをコントロールできる環境を作り出し,歯周病をコントロールした多数の症例を提示して,感染症と生活習慣病としての側面をもつ慢性疾患である歯周病の基礎と臨床の実際を,全身疾患との関連も含めビジュアルに解説しています.

本書のパンフレットはこちら(PDFファイル 約1.04MB)

目次

序章:歯周病は治るのか
第1章 歯周病はなぜ慢性化するのか
第2章 慢性疾患の構図からみた歯周病の再発見
第3章 病因診断に基づく治療計画の立案
第4章 病因が除去されなければ治らない─歯周病を治す方法論─
第5章 基本治療の限界を超えた歯周組織の問題に,どのように対応するか?
第6章 その歯は抜くべきか?
第7章 治療?手入れ?健康維持のためのプロブレム・コントロール
最終章 生涯の主治医として

書評

本書の書評をご覧いただけます!

書評:佐藤昌美 先生 (『デンタルハイジーン』2014年9月号掲載 PDFファイル:約699KB)
書評:山本松男 先生 (『歯界展望』2015年2月号掲載 PDFファイル:約984KB)

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【編者代表略歴】
野口俊英【のぐちとしひで】
 1969年 東京医科歯科大学歯学部卒業
 1973年 東京医科歯科大学歯学部大学院歯学研究科修了(歯周病学専攻)
 1984年 東京医科歯科大学歯学部文部教官助教授(1987年3月迄)
 1987年 愛知学院大学歯学部歯科保存学第三講座(現 歯周病学講座)教授(現在に至る)
 1989年 日本歯周病学会専門医(登録番号第19号,1989年10月5日)
 1989年 日本歯周病学会指導医(登録番号第40号,1989年10月5日)
 2004年 愛知学院大学歯学部附属病院長(2006年3月迄)
 2005年 特定非営利活動法人日本歯周病学会理事長(2007年3月迄)
 2005年 日本レーザー歯学会理事・評議員(現在に至る)
 2006年 日本学術会議連携会員(2011年9月迄)
 2007年 愛知学院大学歯学部長,大学院歯学研究科長(2011年3月迄)
 2008年 日本歯科保存学会賞
 2010年 日本歯学系学会協議会副理事長(現在に至る)
 2011年 日本歯科医学会会長賞(研究部門)
 2011年 日本歯科用レーザー学会会長(2013年5月迄)
 2013年 日本歯周病学会賞