身近な道具を使用したトレーニングで,インスツルメンテーションの基本を身につけよう!
内容紹介
この本は,歯科衛生士の皆さんが,歯の形態を知り,身近な物品を使用したトレーニングを繰り返し行うことで,歯肉,歯石などに触れたときの感覚を養い,それぞれのテクニックを自分自身で身につけていけるような内容となっています.
■■本書のねらいと構成■■
1.細かいステップを踏んだトレーニングにより,テクニックの基礎の基礎が身につきます.
→顎模型実習や実際に患者さんに対応する前に器具の操作の基本が学べます.
2.身近な道具を使用したトレーニングを自分自身で繰り返し行うことができます.
→不得意なテクニックを集中してトレーニングし,苦手意識を克服!
3.各ステップのはじめに,“目的・方法”を示しています.
→テクニック上達のためには,目的を明確にしたトレーニングが欠かせません.何のためのトレーニングなのか,どのように練習すればよいのか,一目でわかります.
目次
STEP 2 水平性骨吸収垂直性骨吸収の違いをおぼえる
STEP 3 X線写真の見方をおぼえる
STEP 4 器具をおぼえる
STEP 5 器具の持ち方をおぼえる
STEP 6 ウォーキングストロークの練習
STEP 7 適切なプロービング圧をかける練習
STEP 8 ミラーを使用したプロービングの練習
STEP 9 歯のカーブに沿ったプロービングの練習
STEP 10 歯石探知の触感を高める練習1
STEP 11 歯石探知の触感を高める練習2
STEP 12 エキスプローラー(探針)のストロークの練習1
STEP 13 エキスプローラー(探針)のストロークの練習2
STEP 14 グレーシーキュレットの遠心用/近心用の使い分けをおぼえる
STEP 15 スケーラーの挿入部位をおぼえる
STEP 16 処置する歯面と対応するポジションをおぼえる
STEP 17 キュレットのストロークの練習1
STEP 18 キュレットのストロークの練習2
STEP 19 キュレットのストロークの練習3
STEP 20 超音波スケーラーのストロークの練習1
STEP 21 超音波スケーラーのストロークの練習2
STEP 22 超音波スケーラーのストロークの練習3
STEP 23 動揺歯のスケーリングの練習
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:弘岡秀明 先生 (『歯界展望』2013年10月号掲載 PDFファイル:約1.07MB)書評:弘岡秀明 先生 (『デンタルハイジーン』2013年10月号掲載 PDFファイル:約507KB)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
加藤久子【かとうひさこ】
1982年 日本歯科学院専門学校卒業
同 年 開業医勤務(大阪府)
1995年 Forsyth School for Dental Hygienistsアドバンスデンタルハイジーン卒業(4年間プログラム)ノースイースタン大学卒業
同 年 コミュニティヘルスセンター勤務(〜1999年まで)
同 年 歯科エージェンシー勤務
2001年 デンタルサービス勤務(〜2002年)
現 在 フリーの歯科衛生士
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加藤久子 著