「力」への理解を深め,力を診る目を養い,力の問題への対応のノウハウを提示!
内容紹介
◆これまで,歯を失う大半の要因は齲蝕と歯周病と考えられてきましたが,長期経過症例の中には力を要因として改善がみられないケースもあり,第3の要因として「力のコントロール」の重要性が注目されています.
◆力が要因とされる欠損症例では,歯列の条件,咬合力と咀嚼機能など,生体による個体差を考慮した診断が求められます.
◆本別冊では,Part1で力に対する臨床上の疑問や臨床実感,臨床統計から,臨床上の力の問題についてクローズアップし,Part2では,力によって生じると思われる変化を取り上げ,力の兆候や力によって起こる口腔内の変化のメカニズムの解析,生体の許容範囲を超えた場合の変化について,研究面からアプローチしました.そしてPart3,4において,力によって生じると思われる種々の問題をどのように見抜くのか,またどのように対応するのか,臨床経験豊富な先生方の症例を提示しながら,力のコントロールに基づく補綴治療の実際をビジュアルに解説しました.
◆口腔内に働く「力」の影響に対して,自ら見極め,対応し,臨床力を高めるための一冊です.
目次
Part 2 力が加わったら生体はどう変化するか−生体力学と力の生物学−
Part 3 現象の観察から得られる情報−臨床と研究のコラボレーション−
Part 4 力をどう判断し,どう対応したのか
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:石川福太郎 先生・手島 将 先生 (『歯界展望』2013年9月号掲載 PDFファイル:約882KB)書評:木暮隆司 先生 (『歯界展望』2013年8月号掲載 PDFファイル:約697KB)
書評:有馬太郎 先生 (『歯界展望』2013年8月号掲載 PDFファイル:約736KB)