生体が健康な機能を営むことのできる「過不足のない生物学的歯冠形態」を作るための,歯科医師・歯科技工士ともに必読・必携の書
内容紹介
●人がつくる歯冠形態が「そこにあるべき姿」をとらなかった場合,たとえば審美性優先から生理的に不適切な支台歯形成や歯冠形態にした場合などでは,歯周組織や咬合などにさまざまトラブルを生じます.歯冠形態をつくるとき,歯冠基底部は歯肉(上皮付着,結合組織付着)や歯肉溝を健康に保つものでなければなりません.
●本書では,歯科医師・歯科技工士が再現できなければならない「生体を健康に維持するために過不足のない,本当にあるべき=生理的に正しい歯の形態」の理(ことわり)と基準を整理し,これに基づいた「生物学的歯冠形態の三次元的構築」の臨床実践例を,支台歯形成,診断用ワックスアップ,プロビジョナルレストレーションなどを通して提示します.
●歯科医師・歯科技工士とも歯冠形態の熟知こそが臨床力向上に直結!“Biological Crown Contour”( 生体に調和する歯冠形態)を臨床に反映するために必読・必携の書.
目次
Part2 Basic Bio Imaging ヒトの生体における歯周組織と歯冠形態
Part3 Clinical Bio Imaging 生物学的歯冠修復装置製作のための各歯の見方・とらえ方
Part4 Clinical Practice 生物学的歯冠形態をつくる