内容紹介
薬理学の理解がより深まるよう,疾患別に使用される薬物を,薬理作用・作用機序までを含め解説した好評テキストブック.今改訂では「総論に序章」を加えるなど内容の全面的見直しをはかり,さらに巻末の「よく使われる薬の商品名・一般名対照表」を大幅に充実させた.
目次
序章 生命,生活,疾病と死
第1章 医療における薬物
第2章 生体における薬物の移動
第3章 薬物に影響を与える生体の因子
第4章 ライフサイクルと薬物
第5章 薬物の効く仕組み(薬力学)
第6章 薬物の相互作用・薬物と食物の相互作用
第7章 副作用・中毒
第8章 薬物の保管・管理
第9章 薬物と臨床検査
第10章 サプリメント・ビタミン・輸液
薬理学各論
第1章 炎症
第2章 腫瘍
第3章 代謝・内分泌の異常による疾患
第4章 脳・神経の疾患
第5章 精神の疾患
第6章 血液の疾患
第7章 循環器の疾患
第8章 腎臓・泌尿器の疾患
第9章 消化器の疾患
第10章 呼吸器の疾患
第11章 感覚器の疾患
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
中嶋敏勝【なかしまとしかつ】
1966年 奈良県立医科大学医学部卒業
1982年 奈良県立医科大学薬理学講座助教授
1983年〜1985年 ニューヨーク州立薬物乱用研究所,ニュージャージー州立医科歯科大学医学部薬理学 留学
1991年 奈良県立医科大学薬理学講座教授
2004年 畿央大学健康科学部教授
奈良県立医科大学名誉教授
2007年 葛城メディカルセンター所長
2011年 医療法人恵生会理事
2013年 中谷医院